あらすじ
貴族の肩書を捨て、生まれ持った鍛冶スキルと努力により、
15歳の若さで宮廷鍛冶師となった少女・リリアナ。
だがある日、彼女は慕っていた勇者から「鉄臭い女」と罵られ、いわれのない罪で宮廷から追放されてしまう。
愛する人も、仕事も、何もかも失って絶望していたところ、若き剣士・グレイブに拾われて彼の所属するギルド『蒼天の剣』に居候させてもらえることに。
『蒼天の剣』はみんな優しく、リリアナは少しずつ癒やされていく。逆に彼女を追放した宮廷は勇者の聖剣の修繕もままならない様子で――。
これは一人の少女が”お人好し”の仲間たちとともに、幸せをつかんでいく物語! 分冊版第13弾。
※本作品は単行本を分割したもので、本編内容は同一のものとなります。重複購入にご注意ください。
感情タグBEST3
下衆
リリアナはドーガの工房で鍛冶の仕事をするようになりましたが、ドラゴンを倒した剣の評判を聞きつけてリリアナを狙っている者がいるとかで、工房への行き帰りはグレイブが護衛するようになりました。リリアナにはグレイブに対して、好意的な感情が芽生えてきたようです。一方、リリアナを連れて帰れなかった勇者アレンは国王に「蒼天の剣」のギルドのあるレーストンを攻めるよう進言しますが、退けられました。その腹いせか、アレンは会いに来た国王の娘である王女セルシアを裸にしてしまいました。アレンは本当に下衆ですね。セルシアも見抜けなかったのでしょうか。