あらすじ
「ククク、とうとう私の伝説の幕開けがやってきたのね!!」
高等魔法学院前で声高らかに宣言する彼女の名はシャルロット=ウォルフォード。賢者の曾孫で英雄と聖女の娘である彼女は父の二つ名『魔王』を受け継ぐために学院に入学することに。偉大な魔法使いたちの技術を習得し対人戦闘訓練で圧倒的魔力と魔法を発揮したシャルロットは周囲を呆然とさせつつも羨望の眼差しを受ける。そんな中、彼女の家柄と血筋に嫉妬心を抱く者から対戦を挑まれるのだが……。《魔王》の座を巡る《型破り》な少女の学園バトルファンタジー、ここに開幕!!
感情タグBEST3
前作「賢者の孫」最終巻から9年後ぐらいの世界感、幼子だったシャルロットがアールスハイド高等魔法学院に入学する辺りから再開、前作の主人公周辺キャラが中年になる中、シャルロットを中心に青春ストーリー。
でもシンら中年組も国の重要な役割を担う中、多様な物語が綴られるのか…、本巻はそのプロローグと言った感じですかね…。
3巻迄既に刊行されているので、取り敢えず読み進めます。
Posted by ブクログ
魔王シンの長女、シャルロットが主役。父の”魔王”を継ぐために(勝手にシャルが目標にしているだけだが)とんちんかんにがんばるシャルの話。とにかくカワイイ。次世代組が全員出てくるので、オクタヴィア(ヴィア)、マックス、レインが同じく魔法学院のSクラスになり、クラスメイトと交流していくという学園ものではある。海の向こうに新大陸発見(シンたちが)、ヨーデンとの国交やらなんやらも面白い。ヴィアとシルバーも見どころか。
ほほえましい。