あらすじ
自然界のものだけて家を建てる天然素材コンシェルジュ、
世界で活躍するエコビレッジビルダー山納銀之輔さんは
自然素材を活かした衣食住の可能性を追求し続ける人物。
その人生はまさに波乱万丈、有望な青年実業家から一転、
3度のどん底で家を失い、仲間を失い、死を覚悟する。
42歳で始まったホームレス地球暮らし。
お金を捨てた1年半の狩猟採集生活を実践し、
天を味方につける全自動の生き方に目覚めていく。
そして2022年1月、タンザニアの地で
銀之輔さん率いる日本人チームが循環型エコビレッジ作りに乗り出した!
太陽、海、風、自然の恵み、マサイ族との出会い…
アフリカの大地に抱かれた参加者たちの目はみるみるうちに輝いて、
五感は冴えわたっていく。
世界中の民族から教えてもらった本当に豊かな生き方とは何か。
タンザニアの大地で日記に記し続けた言葉と、帰国後行われた講演会を書籍化。
実践で 獲得した“本当に豊かな生き方”のエッセンスが詰まった1冊!
目次紹介
・Part1 タンザニアの大地に抱かれて~マサイ族の地でエコビレッジ作り45日間の記録
・Part2 天を味方につける生き方~世界中の民族に教えてもらった本当の豊かさ
I. 何かがおかしい! 裕福なのに苦しむ日本人
II. 全てを失くしても大丈夫! 俺はお金の奴隷をやめた
III. 森の中で狩猟採集生活へ 自然界を味方につけたら全自動がはじまった!
IV. 世界のセレブが自給自足を習いに来る理由
V. マサイ族の子どもたちが教えてくれたこと
VI. 日本人は世界を中を豊かにするチャンスを持っている
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
YouTubeで山納銀之輔さんを知り衝撃を受けてこの本を読みました。とても読みやすい文章ですが、その文の一つ一つに込められた人間が生きる本質を鋭くついた深さは刺さることばかりで、それらの言葉を咀嚼して読み進めるのに時間がかかりました。
壮絶な人生経験から得た宇宙の真理。いかに日本人は生まれながらに社会から洗脳されてきているのか、お金があればあるほど精神的に不安定な日々になる。お金を稼ぐことをやめると心が安定し幸せになる。
お金を稼がなくても生きていけることがわかったらもう怖いものはない。
読みながら長い間人が忘れていた大事な何かを思い出させてくれるような、本来の在り方が見えてくるような気持ちになります。
この先の地球の資源、人類、資本主義社会、経済、何もかもが限界に迫っているような空気感の最中でそれを乗り越えていくために必要な知恵や考え方がこの一冊に詰まっていると思います。
またすぐに再読して何度でも気づき、学びを深めていこうと思います。
今年、あと最低2回は再読しよう。
Posted by ブクログ
YouTubeで著者を見て興味を持ち、本書を手にした。
どの話も日本国民全員必読だと思うが、特に印象的であったのが、新建材で作る40坪の家には、接着剤などの石油製品がドラム缶1本分使われているという事実。まさに驚愕であった。日本人はビニール袋の中で暮らしているという言葉は嘘にならない。しかも、そこから化学物質のガスが出て床に溜まり、床で寝ている赤ちゃんなどが吸ってしまうという状況があるらしい。それがアトピーなどのアレルギーの原因と考えられ、天然素材だけで家を手作りする「天然素材コンシェルジュ」としての著者は、まず寝室の化学物質を無くすことがアレルギー改善の近道と解く。
Posted by ブクログ
自分が何に縛られていたのか?縛られ過ぎていたのか?がよく分かる本です。
この本を読んだらきっと、自分の中の〇〇しなきゃに縛られていることに気がつくはず。
そして、自分が分厚い鎧を着ていることに気がつくはず。
全自動の法則、素晴らしいものに気がつかせてもらいました。
迷った時に
子育てと仕事に忙殺されている時にこの本に出会い、子供に関する記述で涙が出てきました。私にとっては自分の人生を考えさせられる大事な一冊です。
生きる本質を思い出す
この本を読んで目が覚めるような感覚を味いました。何となく感じてきた違和感が線でつながり確信に変わりました。
著者のサバイバルな人生とは比べものにならないけど私もそれなりに波瀾万丈な人生を歩んできました。だからとてもよく話が腑に落ちました。
途中涙が出ました。私にとって人生が変わる1冊になりそうです。