【感想・ネタバレ】世界の家の窓から 77ヵ国201人の人生ストーリーのレビュー

あらすじ

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全世界312万人が涙! 世界各地の人が自宅の窓からの写真とライフストーリーを投稿する超話題のサイトの日本版書籍が登場!

コロナ禍のロックダウン中にベルギーのデザイナー、バーバラ・デュリオさんが立ち上げたFacebookグループ「VFMW」は、
世界中の人々が「自宅の窓からの風景」と、まつわるエピソードを投稿するサイト。

そこにしかなく、どこにでもある日常風景と、
添えられたそれぞれの奥深い人生ストーリーが世界中の共感と感動を呼び、2年で登録者が300万人を突破。
CNNやBBCなど有名メディアでも多数取り上げられるなど大きな話題に。

初の日本版では、世界77カ国201人の写真とエピソードを収録。
オーロラが輝くノルウェーの窓辺、ゾウがおやつを食べにくるボツワナの窓辺、
ロバが牛乳配達に出かけるスーダンの窓辺、桜の小径を臨む日本の窓、
窓ガラスに飛散防止のガムテープが貼られたウクライナの窓。

摩天楼やピラミッドがそびえ、荒野や海原、ジャングルが広がり……。
しかし、見える風景がどんなに違っても、
どこの窓辺にも変わらない日常あり、一人一人の人生がある。
コロナ禍で失業して豪奢なマンションを出なければならない人、旅行中の国境封鎖で仮住まいを定めた人、
ロックダウン中に広場の向こうに住む見知らぬ少女と無言の交流を始めた人、難民キャンプに住む人、
家族や隣人を弔う人、辛かった結婚生活に見切りをつけ新生活を始める人、自殺未遂を経て夢をかなえた人……。

新型コロナ、戦争、格差……この分断の時代に、まったく違う環境に生きる、
見知らぬ人の日常と人生が、たまらなく大切なものに思えてくる、貴重な1冊。


Chapter1 View From My Window 私の窓からの眺め
Chapter2 Animal Kingdom 窓辺の動物たち
Chapter3 Daily life in My neighbourhood ご近所の日常
Chapter4 My Garden My Sanctuary 私の庭へようこそ
Chapter5 Deserted Towns 人が消えた街で
Chapter6 My home town わが街
Chapter7 Out of the Picture 私がこの窓を開けるまで
Chapter8 Tomorrow is Another Day 夜から朝へ

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

コロナで自宅待機となり、家で過ごす日々の中、世界中の窓から見た景色に救われた人もいるはず。離れていても心はひとつ。

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2024年09月29日

Posted by ブクログ

コロナ禍で外に出れない人たちの、家の中から窓を経て、外の風景を切り取った写真集。ともすれば家自慢かと捉えられかねないが、不安の続く中、リアルとはまた違う媒体でのつながりをもとに、希望を世間に発信するものとして、時に明るく、時に静寂のうちに外を照らす、言語の少ない至言の書。

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2024年01月29日

Posted by ブクログ

コロナ禍のロックダウンのなか、Facebook 内に立ち上げられた「VIEW FROM MY WINDOW 」
世界中の方の自宅の窓からの写真とコメントをまとめた本

まずは、とても自宅窓からとは思えない沢山の自然や生き物などの景色に感動〜
ステイホーム時に見る事が出来たら、皆んな世界中のそれぞれの家で頑張っていると、とても励まされただろうと思う
ただ、美しい紅葉の写真の隣にこれまた美しい雪景色の写真が見られるのは、本ならでは‼️ですね

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2024年01月16日

Posted by ブクログ

色んな人の家の窓からの写真。
一人一人に人生があるんだなぁってしみじみ思えたし、自分の生活が幸せなのかもって思えたり、こんな景色が見えるお家に住みたいって思ったりとてもほっこりした。

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2023年12月25日

Posted by ブクログ

コロナ禍だからこそできた本なんだろう
ひまわりの写真が印象的でひまわりの寿命は一週間、両手で命を握り締めて、今この瞬間を楽しんでと言うのがすごく刺さった。

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2023年02月22日

Posted by ブクログ

コロナウイルスの蔓延という、地球規模での災厄を経験する中で、私たちはいい意味でも悪い意味でも、自分以外の誰かの存在を強く意識することになった。
ロックダウン、自宅療養、外出自粛、リモート...閉じ籠るしかない私たちが、離れて住む家族や友人、見知らぬ誰かの今を想像する。国や境遇が異なりその窓から見える景色が違っても、それを見つめる私たちの気持ちは同じだ。
コロナの終息と戦争のない世界への祈り。
窓の外にいつもと変わらない日常があることの尊さを思う。

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2023年02月11日

Posted by ブクログ

もっと早く読みたかったなぁ...というのが率直な感想だ。

テレビやネットで見るのが世界の全てではない、ということを実感する。
それと同時に、「暮らし」というものを自国の、自分の物差しでしかとらえていなかったことに気づかされる。
世界には、こんなにも自然と隣り合わせで生活している人がいる、という事実に驚く。

そういう中で生きる人はきっと、人生で何が大切なのかを知っている。
様々な国から発信される言葉が、ちっぽけな存在であるはずの人間の傲慢さと、それを認めようとする人の謙虚さに気づかせてくれる。

紙の本より、電子版の方が写真がきれいに見えると思う。
2022.12

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2023年01月15日

Posted by ブクログ

2020年、コロナでロックダウン中、自宅の窓から見える景色の写真とコメントを投稿して、世界中で共用しようというもの。
コロナ禍でなくても素晴らしい企画だけど、孤独や閉塞感でいっぱいの時だからこそ、より響いたんだろうなと思う。それでも生きていかなければならないから。
世界中の色々な場所に人々が暮らしていて、その人たちの生活や人生があるんだと改めて感じた。

『あなたはどこでこれを見ていますか?どこの場所にいたとしても、幸せでいてください』という願いが込められた一冊。

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2022年12月19日

Posted by ブクログ

コロナロックダウン中、自分の部屋の窓から見える風景を様々な国の投稿者からSNS上でアップされた写真をまとめて日本語版に翻訳した本書。
世界中でステイホームが合言葉になったコロナロックダウン。
そんな閉塞感の中、ささやかな繋がりを求めて始まったムーブメントだったようです。
ただ流れていく日常の風景を自分の人生と向き合わざるえないほど感傷的にみてしまうくらいコロナは「特別な事件」だったのだなと改めて思いました。
羨ましいほど素晴らしい景観、笑っちゃうほど映えない日常の景観、それぞれ個々にドラマがあり、その方を想像し感じさせてもらいました。
日本からの投稿もいくつかありました。
本を読んだ後に見る自分の家からの眺めは一瞬だけでも感情的にみることができるでしょう

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2024年12月20日

Posted by ブクログ

めくりながらなぜか泣けてしまった 全てのページ人生という感じがする いろいろな窓があって楽な気持ちになった

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2024年08月12日

Posted by ブクログ

自分にとってはありふれた日常の一コマでも、地球の裏側にいる人にとっては新鮮な風景。
窓から象やピラミッドが見れるなんて!旅行に行きたいなぁ

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2024年02月18日

Posted by ブクログ

いろんな国の家の窓からの風景。写真だけで多くを語らないものもあれば、丁寧に説明されているものもあって、どのページを見ても楽しませてもらえる本。お気に入りのページは開いて飾っておきたくなる。

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2023年06月19日

Posted by ブクログ

貧富の差、紛争地、平和な場所……。自宅の窓から撮られた写真の中に、様々なドラマがある。
窓の外に広がる風景や添えられた言葉の端々に、投稿者の人生を感じられて、景色を楽しむだけでは無い良質な一冊になっている。

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2023年04月22日

Posted by ブクログ

コロナ禍での「自宅の窓からの風景」には、
その場所に暮らす77カ国201人の生活や人生が見えてくる。
Chapter1 私の窓からの眺め  Chapter2 窓辺の動物たち
Chapter3 ご近所の日常    Chapter4 私の庭へようこそ
Chapter5 人が消えた街で   Chapter6 わが街
Chapter7 私がこの窓を開けるまで  Chapter8 夜から朝へ
世界の家の窓からMAP

「自分の窓からの眺めを共有しませんか?」
コロナ禍で、自ずと家へ閉じ込められた生活を送る人々から
投稿された、世界中の201の自宅の窓から見える風景と
状況を説明するコメントには、人生と深い想いが内在されている。
それらは希望が見える窓。
外出制限、ロックダウン、隔離だけでなく、難民キャンプ、
地震、復興の街など、ほぼ人々の姿が消えた場所ですが、
様々な街や地域の日常が見えている。
日本から、海外に住む日本人からの投稿もありました。
慈しむ庭。雄大な自然。歴史を刻む街。戦争前のウクライナも。
お向かいの建物には、姿が無くとも見える人の生活の情景。
壁しか見えない外の写真は、賑わいの声を待つが如く。
そして、いつもどおりの毎日を過ごす、動物たちの姿。
堰を切ったように溢れる家族や隣人、愛犬への想いも綴られます。
静かな時の流れる光景を前に、それぞれが不安を抱えつつも、
共有する仲間を気遣い、感謝するメッセージが心に響きます。
写真を通じて世界を旅出来ることに感謝。
そして、世界の皆さんにたくさんの愛を!

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2023年01月17日

Posted by ブクログ

ステキな景色とポジティブな言葉に励まされる。明日も頑張ろう、と。感動の涙、の訳が分かった。窓の数だけ人生がある。

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2022年12月17日

Posted by ブクログ

表紙のヤギ(?)さんに一目惚れして思わずジャケ買い。

コロナで分断された世界。コミュニケーションの手段も奪われてしまった。孤独だ。

いや、私たちは「ステイホーム」「コロナ」という全人類共通の体験で繋がっているんだよ、決してひとりじゃないんだよ!
という発想の転換が素晴らしい。

読んだ後に心がほっこり温まる本です。

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

コロナ禍中でのロックダウン、ステイホームで、家に閉じ籠るしかなかったここ数年。同じ気持ちで家の窓の外を眺める世界中の人たちが投稿する写真と文章に感動する。
綺麗な夕焼け、青い空、海、隣の建物の壁、ベランダ、動物や植物の姿…そこに住む人の息遣いが感じれる写真ばかりだった。そして心に残ったのは、繋がりたいという想いと、「健康でいてください」「どうか幸せでありますように」「希望を持ちましょう」というメッセージ。
世界各地の対立はなくならないけれど、少なくともこのコミュニティに集まる人たちは繋がっていたと感じられる。読んでいる最中も、読み終えてからも、しばらく胸がぽかぽかと熱くなる一冊。

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2022年11月08日

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