あらすじ
自らが創業した会社を同族経営の巨大商社に売却し、そこで役員として経営に携わるが、突然解任される。育てあげた会社の存続を賭け、深慮遠謀を巡らし、ついに親企業の横暴を食い止めるまでのノンフィクションノベル!
真の「経営者スピリット」が伝わってくる!
感情タグBEST3
迫力満天の企業小説に感動
中堅優良会社の社長が、巨大企業の傘下に入り、取締役となって業績向上させるが、非情にも解雇され、のみならず、元会社の閉鎖、社員の解雇という非業な経営者に社員の生活を守るため、一命をかけて立ち向かう姿に感動しました。
面白かったです!
話の展開の面白さ、テンポの良さに引き込まれあっという間に読み終わりました。久々にグッと心を掴まれた小説です。お勧めです!
痛快です!!
読後の痛快感がたまりません。
「半沢直樹」や「下町ロケット」に匹敵する作品ではないかと思います。
突然のリストラ!
突然、大阪工場を閉鎖されても、従業員達の今までの生活は?この後どうすればいい?しかも閉鎖の理由が業績ではなく、単なる男の嫉妬。それで100人もの従業員とその家族が路頭に迷うことになるなんて、経営者として何を考えているのか。でも、榊組は結束が強く、パワフルな榊さんに拍手👏やっぱり人は石垣、人は城。
青天の霹靂、どうする老兵
山形の出張先で受けた連絡で、役員会直前に呼ばれた社長室でのやりとりから、老兵の戦いが始まる予感です。試し読みは、社長側の巧みな仕掛けで役員退任と創業した会社の実権をも取られ、窮地に立つところまで。部下たちの動静や他の役員・社員・取引先も気になるところです。今後、理不尽な扱いへの方策から、いかにして次世代へのバトンをつなげていくのかに非常に興味を覚えます。
素晴らしい
著者も後書きで書いている様に「倍返し」ドラマになりそうな内容で、本に引き込まれて一気に読了してしまいました。是非、ビジネスをしてる人には読んで欲しいと思いました。
典型的企業小説
島耕作や半沢直樹を思い起こさせるような、典型的企業小説である。サラリーマン読者としては思い当たるフシも各所にあるが、いずれも想定の範囲内である。飛び抜けて面白く目覚ましいこともないが、逆につまらないこともない。主人公はまあサラリーマンとしての成功者になるのだろうな。