あらすじ
改正電子帳簿保存法が2024年1月より完全施行となり、
2023年10月からは「インボイス制度」もスタートする中で、
中小企業においても、DXの流れは「待ったなし!」の状況に。
ただし、デジタル人材もおらず、資金的にも余裕がない中小企業は多いはず。
本書では、AI導入、業務改善、顧客管理、テレワークなど……
中小企業でも今すぐ実現できるDX戦略を紹介します!
改正電子帳簿保存法の対策から、経費精算などの業務プロセス効率化、
会わずに売れる営業モデルの確立、外部人材を活用した組織づくりまで……
9000社以上の中小企業を支援してきたトップコンサルタントが教える
経営者・リーダーが知っておくべきデジタル活用のすべて!
【目次】
序章 DXとは何か?
第1章 中小企業のDX戦略(1) デジタル人材を代替するノーコーダーの獲得
第2章 中小企業のDX戦略(2) 業務プロセスの効率化とスピードアップ
第3章 中小企業のDX戦略(3) 会わずに売れる営業モデルの確立
第4章 中小企業のDX戦略(4) 顧客とのつながりを強化し、リピーターを獲得
第5章 中小企業のDX戦略(5) テレワークの普及率を高め、会社の枠を取り払う
第6章 中小企業のDX戦略(6) AI導入で働き手不足を解消する
第7章 中小企業のDX戦略(7) フィードフォワードでビジネスモデルを変革
第8章 中小企業のDX戦略(8) 「人」の力を最大化する“省”人数経営
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Posted by ブクログ
社内育成されたDX人材として社内DXに取り組む私にニアマッチな一冊。どちらかというと本著は中小の経営者向けだとは思う。
弊社は1000人以上を抱える規模の大企業といえども、悩みは本著のさす中小企業と大差なく弊社に当てはめて読むことができた。
外部委託に丸投げではダメ。設計・ブラッシュアップは社内。
わからない事ばかりなので経営陣は丸投げを考えすぎ。丸投げでは現場に本当の意味でマッチしたDXは出来上がらない。
先ず設計は社内で進めるべき。実際にどう使いこう使えば作業動線が減り、効率化がはかれるなど現場に立たなければわからない事はたくさんある。それらを集約して最適仕事動線を設計し、それらをプログラミングで構築するのは外部からといった形式が弊社でもよさそうです。
実施後もブラッシュアップは必要となるのでそれらを編集できる様な関係でないとその都度で稟議があり、進みません。ある程度の更新は自分らでできるようにする事が大事です。
Posted by ブクログ
過度なAIへの期待。DX、デジタル、IT=高度で、専門性の高い人にしか扱えないという偏見を取り除くことができる。
ローコード、ノーコードならば今すぐにでも社員、経営者が脳死で他の会社に委託する前に、どれくらいのものか体感することができる。ノーコードであればプログラミングの知識は全くいらず、誰でもアプリが作れてしまうので、やらない手はないだろうということだ。
例がかなり多く、覚えておきたいIT用語も適度に出てくるので、わかりやすくタメにもなる本だと思う。どちらかと言えばDXの流れに乗り切れていない経営者さんたちに向けたメッセージが詰め込まれている。
Posted by ブクログ
DXの本質/分散入力と即時処理/顧客アプローチの4ステップ/利益創出方程式/テレワーク活用の5つのポイント/フィードフォワードとTARPサイクル/ルールベースAIの限界/省人数経営の課題など。営業に関する記述が大半であり、DXに関する記述は少ない印象を受けた。
Posted by ブクログ
タイトルの通り入門的。これからDXを始めたいけど何からやろうかといった人には良いと思う。DXの構想を描ける人には物足りないだろう。もっと技術的な内容によった実例含めたやつが読みたかった。
ノーコード、ローコードから始めるのはアレルギー反応をなくすためにはその通り。テレワークのHow-toは読み飛ばした。