あらすじ
「――なんてくだらない世界なのかしら」
女はお家柄の良い貴族に嫁ぐことを命題とされ、殿方に媚びを売ることが常識とされる貴族社会。そんな世界にうんざりしているハルミッヒ辺境伯令嬢アンナ。
殿方よりも戦場に恋焦がれてしまう彼女は、父と共に戦場へ出ることを夢見ていた。
しかしある日、隣国のアルビオン王国の侵攻を受け、出陣した父は帰らぬ人となってしまう。
さらに跡取りである長男アロイスまで人質に取られ、窮地に立たされたハルミッヒ家は隣国へアンナを差し出す決断を下すのだった――。
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匿名
強いアンナ、かっこいいです。
最愛の父を戦争で失い、隣国に嫁ぐことになったのですが、
王子が登場し、思わぬ方向に発展しました。
この辺りから断然面白くなってきました。
学園に通うアンナは、強さと正義感が元々あるので、かっこよく問題を乗り越えていきます。
逆境に負けない強いアンナが好きです。
冒頭だけを見たらまさに趣味に没頭して生きる金持ち令嬢って感じなのが急に大ピンチになって殴り込みをかけるみたいな啖呵を切って終わると、1話で怒涛の展開です。
匿名
溺愛というタイトルが気になり読み始めたのですが、その気配は無く…
主人公の勇ましさ、素直さが全面に出ていて期待していたこととは別の所で面白かったです。
アクションシーンも迫力があり良かったです。
匿名
絵が綺麗で読みやすいです!父のかたきにといきおいこんでいきますが…剣の腕はどうなのかなって感じです…それよりも恋愛はどこに?という感じがします。
匿名
絵がキレイで、細部の書き込みがすごい!キレイというより美しいといったほうがいいくらいで、独特の迫力があって読み応えがあった!
匿名
めちゃくちゃ面白い!ヒロインが破天荒で面白いし、レイブンが強くてかっこいい!タイトルからレイブンとはくっつかないんだろうけど、ただの使用人でもめっちゃいい設定だと思う!
武闘派令嬢!
敗戦国が姫を差し出すのはよくあるお話だけど、一貴族の令嬢だからそんなに効果はないような…
それにしても敵の首を取るために嫁ぐなんて勇気ある
レイブンは絶対お嬢様のこと好きだよね
勇敢で格好いい
主人公のこの時代にはそぐわないとされる姿勢が勇敢で格好いい。背景が素晴らしく繊細で美しく、場面設定に説得力を添える。これから主人公がどう溺愛されるようになるのか、敵をとると決めた人がどうなるのか気になる。
ヒロインがどこまでもぶれなくていいですね!これからどうなるのか楽しみです。タイトル通り今後は王太子に溺愛されるのかな?個人的に執事が好みなので気になります。
続きが読みたくなる
パーティーや礼儀作法が面倒でお転婆なお嬢様だけど、父親が戦死しお兄さんが囚われ人質交換の様に嫁ぐことに。生きの良さがなぜか隣国の殿下に気に入られ思いと裏腹に愛されて翻弄されてでも邪魔も入って、先が楽しみ。
アンナ
ハルミッヒ辺境伯の次女アンナは他の兄姉妹が帝都一の淑女といわれた母イザベラ似であるのに対し、ただ1人歴戦の勇者である父イザーク似でした。パーティーの最中に蛮族が攻めてきたとの報告を受けたイザークは兄アロイスとともに討伐に出発しました。父の帰還を待ち続けるアンナたちでしたが、届いたのは父が戦死し、兄が拘束されたとの報告でした。イザベラは再度攻め込むよう命じますが、ハルミッヒの補佐官は令嬢の1人を差し出したほうがよいと提言しました。そこで白羽の矢が立ったのがアンナですが、おとなしく敵地に向かうのではなく、敵将の首をとってくると宣言しました。何とも勇ましい令嬢です。
囚われた兄を救うため…
アンナ・ハルミッヒのキャラ紹介がメインの序章。アンナと家族との関係、アンナの特技・性格、従者レイヴンとの主従関係、アンナが隣国の皇太子と婚約するに至った背景等が描かれている。父親の敵討ちと兄の救出の為、アンナは剣を取って前線に赴く決意を固める。