あらすじ
真造圭伍氏、6年振りの玉手箱的短編集!!
ラブも、戦争も、宇宙人も、闘病も。
恥ずかしくなるような日々に、願いを込めて。
「マンガ大賞2022」第3位にも輝いた
『ひらやすみ』の真造圭伍氏、6年振りの短編集!!
悪友との青春逃避行『ディパーチャー』
極限状態でのノスタルジー『居酒屋内戦争』
ボーイ・ミーツ・ギャルラブコメ『美術部の海野さんと山田くん』
ゴミ屋敷一家の崩壊と絆『清水家のすべて。』
居酒屋ドタバタ劇『いつでもフラッと飲める友達がほしいよ』
宇宙人兄弟の生活記録『トーキョーエイリアンブラザーズ【後日談】』
創作における挫折と哀愁『松本大洋になりたかったよ』
そして、『ひらやすみ』創作に至る闘病エッセイ『悪性リンパ腫で入院した時のこと』など、単行本未収録だった、全8編を収録。
煌めきと挫折と希望を詰め込んだ、センチメンタルな作品集!!
感情タグBEST3
なんかいいなぁ、がずっと続く感じ
別にあるあるとかいう共感とかでもないし、なんでそういう気持ちになるのかわからんけど、なんかええ感じです
食べず嫌いでスルーしなくてよかった
Posted by ブクログ
粒揃いで良い短編集。なんだか、センチメンタルな瞬間の切り取り方がうまい。ただ、短すぎる話よりも少し長いお話の方が味が出る気がする。キャラクターの心のちょっとした瞬間を描くのが上手いのだけど、掌編だとそれが1回分くらいしかない気がして。その意味で、「清水家のすべて」がちょうどよく、この本の中ではいちばんのお気に入り。