【感想・ネタバレ】こう見えて失語症です 聴けてません 書けません 読めません しゃべれませんのレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月11日

 まず、読みやすい。漫画があって、そのあと詳しく文章で説明してあってとてもわかりやすい構成だった(私の認知として、同じページにイラストと説明が点在している構成が内容を受け取りにくい)。
 失語症や言語聴覚士について簡単な内容ではあるけど、簡潔にわかりやすく説明してある。
 小説だったら「実際はこんな...続きを読むに前向きになれるわけない!」と批判したくなるところだけど、それが事実だからすごい!この方はポジティブの天才だと思う!生まれ持った穏やかさ、努力する才能、成果が出る能力があり、それを伸ばす環境もあったのではと考えたくなるし、我が子にはこういう考え方ができる人になってもらいたい。自己肯定感とはこのことかと思う。だから、失語症の方全員がこんな前向きになれるわけもなく、こんな考え方もあるんですよと知れるだけでも良いのではと思う。
 ことばに不自由する様子や、「外では喋れる言葉を使って喋るから問題が見えにくいだけ」というのは、吃音にも通じると思った。
 失語症の当事者や家族、支援者だけでなく、吃音など失語症以外のことばに不自由さを抱える人とその周りの人にも読んでもらいたい。これだけ読みやすい本なので言語障害なんて関係ないと思ってる全ての人にオススメ。

#失語症
#言語聴覚士
#ST
#吃音

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Posted by ブクログ 2023年01月26日

ご主人が脳出血で搬送され失語症となり、仕事に復帰されるまでの話。平仮名が分からなくなる人や漢字が分からなくなる人……人によって症状が違うけれど失語症とはなんなのか少しわかったと思う。少しずつ話す練習をすることが大事だと思った。

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Posted by ブクログ 2023年01月18日

オットが脳出血の後遺症で、47歳で失語症になった。というところからはじまるこの本は、失語症の「オット」とそれを支える「ツマ」の10年間を描いコミックエッセイです。

失語症とは言葉のストックはあるのに、それが読む、話す、にうまく結びつかなくなってしまう病気。失語症になったひとは、完全に元通りになるこ...続きを読むとはない。


…というのに、なんでこんなに明るいのか、この夫婦は!
オットさんのポジティブも超素晴らしくて真似したいし、ツマさんが失語症に興味を持って言語聴覚士の資格をとっちゃうところなんて、どんだけ行動的なのか?かっこいい!と思うし。
いや、描かれていない苦労もたくさんあるだろうけど。それでもなぜか読んだ私の方が元気をもらいました。

わからないことは助けてあげられないよなあと改めて思ったのです。だから、知ることって大事だよね。いろんなひとがいるなあ。困っている人を助けられるような大人になりたい。
「できないことはできないって伝えればいいじゃない」というオットさん。まじかっこいいです。

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Posted by ブクログ 2022年12月20日

47歳で失語症になり、その後の経過を漫画と解説でわかりやすく説明してくれています。

この本の素晴らしいところは、夫のリハビリから復職期までは失語症者の家族視点で書かれていますが、その後言語聴覚士となった妻の専門家としての視点から当時の思いと専門家の解釈、説明がなされているところです。

作中何度も...続きを読む我が家は「ラッキーで」とあり、同じ言語聴覚士の私としても恵まれている環境だなあと思う箇所は多々ありました。しかし、ラッキーを抜きにしても、このご夫婦の前向きさがここまでの改善をもたらしたんだなぁと思います。

失語症のことだけでなく、とても素敵なご夫婦のお話でした。

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Posted by ブクログ 2023年05月30日

失語症について知りたくて借りた本!

“失語症”についての認識が甘かったな
というか無知すぎたと反省、、。
見た目で人を判断してはいけないって
こういうことかもしれないなて思う。
理解すること、分かろうとすること
本当に大事すぎる。

もっと勉強したいと思った!

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Posted by ブクログ 2023年05月06日

失語症のことを"上手く言葉が出てこない"のだと認識していましたが、より具体的には知らなかったです。マンガでポップに表現されていて、ご夫婦の明るさ&仲の良さが伝わってきました。
なにより旦那さんが"行きたい所""やってみたいこと"に一...続きを読む人でチャレンジしていく前向きさに驚き、ちょっとした外国人だと自称するユニークさに微笑みました。

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Posted by ブクログ 2024年01月27日

失語症という病気について知ることができてよかった。発症した旦那さまが、常に「自分」の状況を把握し、背伸びせず、かといって悲観もせず生きていらっしゃることが素敵だった。しかし、4コマ漫画で描かれた内容が、そのまま次のコラムに出てくるので、「まんがの存在…」となったのは事実。

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