あらすじ
異世界に68番目の勇者として召喚されたが病弱ゆえに見放されていた杉本刹那。だが、元勇者で2500年以上生きてきた青年・カイルに出会い、彼の知識、力、そして命――全てを受け継ぐことに……。今までの人生では叶わなかった“世界を見て歩く”旅をするある日、奴隷商の下にいる獣人の少年と出会い――？ 瑞々しく、初めてだらけの冒険が今始まる。
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考える
最後の終わりがまだまだ欲しいと思ってしまう終わり方。
物足りない感じはあるけど、先を考える楽しみと思えばそれもまたいい。
このまま更に10巻位まで続けられそうな話で、刹那とアルトの問答や行動、接し方は、子育てしてる自分にも確かにこう話さないとなとか、そこでも考えさせられた。
絵も綺麗だし、基本穏やかに話は過ぎていく感じ。
ゆっくり、じっくり読みたい話でした。
綺麗な物語
最初こそ世界観がよくわからなかったけど、つまりは他人の人生を貰い生きていくことを決めたセツナがある日であった獣人のアルトと世界を見て回る話。
絵が綺麗なのでとても引き込まれるし、セツナと周りの人達の優しい関わり合いがとても気持ちがいい。
女性キャラがほとんど出てこないけど、この先は出てくるんだろうか、というかそもそもアルトは男性なのか女性なのか？なんて下世話な問いが浮かんだりしますね。
まあでも面白いです。次巻以降の作品の辿る方向性みたいなものが見えてくるまでは読んでみようかなと思いました。
