【感想・ネタバレ】青年家康 松平元康の実像のレビュー

あらすじ

忍耐と家臣たちの結束で江戸開幕を成し遂げた神君・家康――しかしその従来像は「松平・徳川中心史観」、つまり歴史の結果を必然とした予定調和の産物にすぎない。果たして桶狭間敗戦後、青年期の家康=松平元康は、いかに今川家の従属から独立し敵対していったのか。同時代にみられる「戦国大名」と「国衆」との関係のあり方を踏まえつつ、父・広忠時代からの松平氏の歩みや今川義元の三河支配とその実態を徹底検証。真実の家康像を提示する。

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Posted by ブクログ

桶狭間敗戦後に戦国大名として自立するまで、青年時代の実像を近年の研究成果をふまえて明らかにしようとする内容。家康以前の松平氏の歩みにも詳しく、後の飛躍を前提とせず、従属国衆としての同時代性を重視した分析が興味深い。

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2024年08月02日

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