【感想・ネタバレ】異世界ショットバー しずくのレビュー

あらすじ

バーテンダーの雫は、ある日突然店ごと異世界に飛ばされた。すぐには元の世界に戻れないと知った雫は、生活のためバーを始めることに。すると店には訳ありの住人が次々とやってきて――。力不足に悩む冒険者の少女、親友と喧嘩し荒ぶる男、田舎を捨てた獣人の娘、亡き夫の言葉を確かめにきた婦人……雫はそんな住人たちを自慢のお酒で癒していく。

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仕入れは?

異世界にバーごと転移してしまった若きマスターと異世界のお客さんたちの物語。食堂に居酒屋と異世界で営業するお店の物語もいろいろありますが、バーに巡りあったのは本作品が初めてでした。(私が知らないだけかもしれませんが。)
正直なところ、物語は平板な印象で物足りなさが残ります。フルーツブランデーのエピソードはとても良かったですが、主人公の雫がもっと外へ出ていっても良かったのではないかと思います。
そして何よりも説明不足なのが、肝心な『異世界の酒』の仕入れをどうしているのか?ということ。
フルーツやハーブ、トニックウォーターなどはこの世界にもあるということが序盤でビビアンさんから説明されていますが、『異世界の酒』の仕入れルートがなければストックが尽きたら営業できなくなるわけで。
冒頭から気になっていたけれど、説明がないままエピローグに突入...。
物語は悪くなかったけれど、少々詰めが甘いのではないかと思います。

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2024年11月16日

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