【感想・ネタバレ】光と影 誰も知らないほんとうの武尊のレビュー

あらすじ

K-1 WORLD GP 三階級世界王者のキックボクサー・武尊。K-1の世界王者も、かつては泣き虫だった。 格闘技界のトップを走る武尊のこれまで語られることのなかった、生誕からの足跡と考えを伝える。

【目次】
◎カラー写真構成16頁(試合写真&プライベート写真)
◎まえがき
◎第1章 子ども時代「格闘技との出会い」
◎第2章 高校時代「暗闇とその先の光」
◎第3章 高校時代「もうひとつの苦悩の物語」
◎第4章 プロファイター武尊 始動
◎第5章 K-1王者へ!
◎第6章 K-1史上初の2階級制覇へ
◎第7章 前人未到の3階級王者の進む未来
◎最終章 那須川天心戦で証明したいこと

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Posted by ブクログ

物心ついた頃から格闘技大好き!
色々好きな格闘家はいるけど、武尊は特別に応援したくなる。天心との試合は…色々思う所はあるし、ただただ悔しいのだけど。天心が嫌いな訳ではない。けど、やっぱりいろんな所にモヤモヤ。

私はきっと、これからも武尊を応援し続ける。

0
2022年08月11日

Posted by ブクログ

自分の中で思い入れのあるものって、
なかなか言葉にしにくいのですが。

THEMATCHで那須川天心選手と試合が決定する前から、
武尊選手のことは知っていました。
でも、K-1の試合がきっかけではなく、
大晦日のRIZINで那須川天心選手の試合を観たからです。
地上波ってやっぱりすごいです。

本作は、
武尊選手のこれまでと
これから(THEMATCH決定後当時)が
書かれています。

THEMATCH観戦後に、
どうしても武尊選手のことが知りたくなって
手に取りました。

この本を読む前にYouTubeも見ていましたが、
少年のようなピュアな部分や笑顔と、
試合の時の鬼気迫る切実そうな表情や、
掴み切れない人という印象でした。

その印象がさらに深まった一冊です。
とにかくたくさんの顔や思考を持っているから、
ご自身の中でバランスを取るのが
とても難しいんだろうな、と。

試合に負けるかもしれない恐怖心と、
試合が始まったら命のやり取りを楽しむ心と、
K-1に対する想い、格闘技に対する想い、
ジェットコースターのような乱高下に
体も心も相当の負荷がかかったんだろうな、と
本書を読んで感じました。

特にこの本のタイトルとなっている
「光と影」が登場する部分がありますが、
ああ、そういう理由だったのか、
と泣きそうになりました。

一冊にまとめるために、
とても駆け足の部分もあり、
もう少し丁寧に細かく知りたいな、
という部分もありました。
その行動の背景にはどんな理由があったのかな、とか
心情の変化とか、もう少し知りたいな、という部分。

でも、
そのぐらい(もう少し知りたい)が
良いのかもしれません。

武尊選手の今後を見ていきたいと思えるのも、
この、もう少し知りたい、という気持ちが
そうさせてるのかもしれないからです。

0
2022年07月13日

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