あらすじ
仕事を終えたサラリーマンたちが、寝る前のほんのひとときブッダのことばに耳を傾けることで、自分を反省し、心を癒し和らげ、明日への希望を持つための実践的人生書。2002年2月刊「出社前に読むブッダのことば」姉妹編。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
奈良康明さんのブッダの本は以前に一冊読んだことがあり、優しい語り口調が印象的でした。この本は表題通り、「寝る前に」読んで気持ちを清らかにしたくなる本です。
ブッダの言葉をどう現代生活にあてはめていくか。
様々な著者が書いているけれど、
「感謝して」
「欲や毒はなるべく減らして」
にこにこして生きていく、ことかな、と。
ブッダの言葉はすごく優しい。
100回失敗しても、一回良きことができれば救われる、とある。
手塚治虫のブッダの中で印象的だった「すべての生きるもの」はつながっている絵。人間も虫も植物も動物も。(虫はそれでも殺してしまう・・・)誰がえらくて、誰が幸せ、というわけではない、ということ。みんな同じ。
Posted by ブクログ
----------------------------------------------
▼ 100文字感想 ▼
----------------------------------------------
上司に怒られた人、部下を信頼できない人、営業で嘘
をついてしまった人、カッとなりやすい人、家族とのコミュ
ニケーションをもちたい人、がんばっても結果が出ない
人、不満がある人、失敗した人、「今」を生きたい人へ。
----------------------------------------------
▼ 5つの共感ポイント ▼
----------------------------------------------
■「会社に流されて」「人に流されて」の毎日になってい
る人が多いのです。「流される方向でいい」と結論を出
したのは、やはり自分なのですから、責任は自分にあ
るわけです
■尊敬とは、家族一人ひとりの人格を敬い尊ぶことです。
謙遜とは、家族の会話だけでなく、心の叫びに耳を傾
け、うなずいてあげることです。満足とは、現状に不平
不満を持つことなく、あるがままを受け入れてあげるこ
とです。感謝とは、家族に生かされていることを実感す
ることです
■企画やアイデアというものは、時に応じ、場合によって
変わっていきますから、「流行」に属する
■「堪え忍ぶこと」とは、父親が家庭内で起こるさまざま
な煩わしいことから退かず、自分の問題として主体的
に取り組んでいくこと
■「思慮あること」とは、父親が誤った見解、よこしまな
見解にとらわれることなく、妻や子どもの身になって
物事を考えてあげることです