【感想・ネタバレ】古典神道と山蔭神道 日本超古層【裏】の仕組みのレビュー

あらすじ

私たち日本人の中には、日ユ同祖論を遥か超えた、すべての民族(五色人)
の生みの親である縄文・地球王朝の末裔としての魂の記憶がある。古典神道
は「敬神崇祖」を旨とするが、その意味は、すべての生みの親である元つ神
を敬うと同時に、あらゆる民族の祖先を大切にするということ。これが創生
神楽の大きな柱の一つである。

来るべき「みろくの世」とは、まさしく、二元を超えた光一元の世界である。
白でもなく黒でもない勝ちでもないし負けでもない、強者もいなければ弱者
もいない、つまり、すべての民が調和した光一元の世界に入って、次なる
千年王国を築くということである。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の使命感が溢れる本書。山陰神道に関してはあまり深く触れられていなかった。

古神道からの神道の変遷が端的にまとめられていて勉強になった。有名な大本教や天理教などが「教派神道」と呼ばれ、仏教やキリスト教と共に、国家神道に従属する事実上の公認宗教であるとは知らなかった。

また、本居宣長ら国学者によって儒教や仏教などの影響を受ける前の日本民族固有の精神に立ち返ろうという考えから提唱された「復古神道」は、外来宗教の影響を受ける前から日本には「惟神の道」という世界の宗教の根源があったと捉えるため、排他主義的な傾向が強いとあった。日本らしさを求めて始まった国学の方向性が、逆に相対するものを和合させ新たなものを生み出す日本らしさを見失っているところが面白かった。

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2024年07月17日

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