あらすじ
王立魔道学院への入学を果たしたアルは、将来の王直属近衛兵候補の『王家の影』・ビクター班や、それを統括する絶対的強者・クレア、物語の主人公『託宣の神子』たちとの出会いを通じ、この世界での生き方を模索することに。ものは試しと民衆区の街で活動を続ける中で、身寄りのない子供たちを見かける。明日への希望を見いだせない彼らを目の当たりにしたアルは、「ある提案」を持ちかける。
その時、監視役としてアルの側に控えるビクター班のヴェーラの胸には、ほの暗い過去の情景が浮かび──!?
辺境出身の狂戦士、王都でのワクワク新生活は都貴族たちの血まみれの陰謀でいっぱい!な痛快ファンタジー第二弾!
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おぉ、
変な生態(?)の敵役が、勿体振ったまま馬鹿馬鹿しい理由で
途中退場してしまった!
『私はまだ、本気を出していない』ですね(笑)
新しい視点
タイトル通り、単なる転生主人公ものではなく、脇役視点でストーリーが進むのが新しくて面白い。また、特別なチート能力がないことも普通の転生ものに飽きた時には、気分転換に読むのもおすすめ。登場人物の心理描写が多いので、好き嫌いの好みが別れるかも。また、学園要素、恋愛要素が2巻まで読んだがほとんどないです。