【感想・ネタバレ】小説 すずめの戸締まりのレビュー

あらすじ

九州の静かな港町で叔母と暮らす17歳の少女、岩戸鈴芽。
ある日の登校中、美しい青年とすれ違った鈴芽は、「扉を探してるんだ」という彼を追って、山中の廃墟へと辿りつく。
しかしそこにあったのは、崩壊から取り残されたように、ぽつんとたたずむ古ぼけた白い扉だけ。
何かに引き寄せられるように、鈴芽はその扉に手を伸ばすが……。

やがて、日本各地で次々に開き始める扉。
その向こう側からは災いが訪れてしまうため、開いた扉は閉めなければいけないのだという。
―――星と、夕陽と、朝の空と。
迷い込んだその場所には、すべての時間が溶けあったような、空があった―――

不思議な扉に導かれ、すずめの“戸締まりの旅”がはじまる。
新海誠監督が自ら執筆した、原作小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

やっぱり新海さんの描く物語が好き。綺麗な言葉で紡がれる描写や人物の感情だったりが真っ直ぐに伝わってきて好きだ。私は東日本大震災を経験してはいるけれどそこまでの被害もなく普通に暮らすことができた。だけどその日常を突如として奪われた人たちもいる。それは忘れちゃいけないもの忘れたくないもの。そういうことがおきたのだと受け入れていかなければならないこと。すずめの戸締りは地震の描写が多く描かれていたけどそれ以外にもたくさんの大切で忘れちゃいけない忘れたくないものを教えてくれた気がする。映画だけではわからなかった登場人物の細かな心情を知れたのも読んでよかったと思える小説でした。

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2026年05月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分自身が被災したわけではありませんが、福島県の隣県に住んでいる私の記憶にも当時感じた異常事態への恐怖心は鮮明に脳みそへ刻まれています。
読んでいる最中、ずっとすずめちゃんの台詞の節々に、死が訪れることへの諦めのような雰囲気を感じていました。死ぬことを恐れないすずめちゃんの前で草太さんが「私たちは永らえたい」と言ってくれたことが嬉しかったです。すずめちゃんも草太さんと出会ってようやく、死を恐れてくれるようになってくれるんじゃないかと願ってしまいますね。
影のMVP芹澤さん、不器用だけどめちゃくちゃ優しくて面倒見が良くて情に厚い男すぎる。絶対先生になってくれよな。
環さんとすずめちゃんの自転車2人乗りシーンも感動しました、やはり小説には小説の良さがありました。
また映画も見返したくなりますね。

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2025年03月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画未視聴ですが、絶対綺麗な作品ですよね!
自分がもう学生じゃないからか、環さんに感情移入しちゃいました…そりゃ心配するよ、鈴芽ちゃん!…って思ってしまい。

大きな震災の被害を受けた事がないのですが、改めて地震は長期に渡って日常と当たり前を奪うんだなと思いました。
物心がつく前の、鈴芽ちゃんの黒く塗り潰した日記が痛々しい…。
「大事な仕事は、人から見えないほうがいい」、「人の心の重さが、その土地を鎮めてる」…。
自分が思っている以上に、土地も平穏も当たり前も、誰かに守られているのかもしれません。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日本各地に存在する「災いの扉」を閉じる使命を背負った少女・すずめの冒険を描いた物語☆災害や喪失をテーマにしながら、人との繋がりや成長、そして希望を鮮やかに描き出している♪ファンタジックな設定と美しい描写の中に、人間の深い感情と温もりが込められた作品だ!!すずめの諦めない心強さにめっちゃ感動、、、ぜひ読んでみては?

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2025年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画も普通に面白かったけど特典小説の雰囲気が好きだったのでそれならば物語全体を文章で追ってみたいと思い購入
(鑑賞時は「突拍子もない行動する田舎の娘1人にあそこまで周りが親切にして上手く事が運ぶか?」とあまりのご都合展開にウーンと思う部分もあったけど、環さんのものがたりで語られたようにすずめの天性の愛嬌がそうさせるんだろうと納得することにした)。
やっぱり常世で幼い頃のすずめに出会うシーンで涙止まらなくなるんだよなぁ。
オープンカーで事故起こした衝撃で屋根直るところ1番好き。

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2026年05月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼少期に東日本大震災で被災した主人公の自分探しの旅とその間の出会いや思い出を織り交ぜながら疾走感溢れる内容で描いた青春ファンタジー。やはり若いっていいね。地震を深いテーマにしつつ、常世と現世というスピリチュアルな要素も盛り込んであり、幻想的なお話でした。映像が綺麗なアニメ映画も後日見てみようと思いま

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2026年05月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画を見ないままだったが、話題作なので遅ればせながら読んでみた。
東日本大震災という重いテーマをファンタジーにして爽やかに描き切るのは見事。
幼い頃に震災で母を失い言葉にできない心のわだかまりを、高校生になった少女が自分を探しにいく成長物語。

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2024年11月10日

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