あらすじ
最小限の儲けでも、最大限にお金を残す!
これから起業する人も、すでに独立している人も。
「税金弱者」必見の、ひとり社長に特化した「節税」入門書。
本書は、ひとり会社の「立ち上げ時」はもちろん、経営が軌道にのった「安定期」まで、知らないとソンする「税金」のポイントだけを押さえています。
「今住んでいる家を“社宅"にして、節税できるの」
「生命保険の節税って、もうオワコンなの」
「法人化を検討すべき、所得ラインっていくら」
「食事代、交通代の“裏技的"な落とし方ってある」
「役員報酬は、いくらが一番トクするの」
などの疑問に、“日本一わかりやすく"現役バリバリの税理士が答えます。
最新の税制、あらゆる職種に対応した“ひとり社長のお金の残し方"、「現場技術」の要点を、これ1冊に!
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Posted by ブクログ
良本!まさに個人事業主→法人化の手続きを進めている私にとって、「今の私の全ての疑問に答えてくれた」とも言える本。かなり具体的な数字とともに様々な節税対策が知れたことが大きい。やはり経営セーフティ共済はフル活用しよう。そして、役員報酬をいくらに設定すべきか悩んでいたが、非常にわかりやすい表があり、この本のおかげで金額感が定まった。ありがたい。。
本って本当にすごいと思う。これだけの情報がたった千円ちょっとで知れ、実際には何十万円ものプラスを生んでくれる。本を読むことの価値を改めて感じる。
Posted by ブクログ
内容は実践的なものの為、自営業者や副業持ちの方は読んでおいて損はありません。勉強になりました。
ただ、内容的に結構テクってる所がありますので、事業所得300ぐらいの方が節税意識で法人化した場合、本業の方が疎かにならないよう気を付けた方が良いとも思います。
手段と目的のテレコって結構やってしまいがちですから。
Posted by ブクログ
人気税理士YouTuberヒロ先生の著書。法人を活用して個人資産形成の最適化を考えている私にとってバイブル的な本だと思いました。
・個人事業主vs法人化のメリデメ
→法人は複雑だが、打てる節税策の幅が大きく広がる。所得300万円以上という小規模でも法人化による税の最適化は可能。複雑な法人運営による費用負けしないように、ちゃんと考えてやるべき。
・役員報酬を出すことによる、個人側の税・社会保険料と法人税の最適化ラインのシミュレーション
・家族を非常勤役員+扶養に入れることのメリット大
・社宅化の効果大(ただし個人の住宅ローンと要比較検討)
・出張旅費の効果大
・役員の退職所得の利用する
・2023年10月からのインボイス制度の開始で、免税事業者は不利益を被る見込み
→これについては施行まで3年ほどあるので今後の状況を注視していきたい。
Posted by ブクログ
人気の税理士Youtuber「ヒロ税理士」さんの節税本。専門用語が多いため初心者の方にはひょっとするとYoutubeのほうが分かり易いかもしれないが、ひとり社長向けに法人に付随する税制や節税が纏められていて紙媒体で一覧性もあるのでそうした点は本書のほうが上かもしれない。
本書で特に共感するのは、節税ありきではなく本質的な支出かを見極めることを説いていること。中小企業の社長というとバンバン経費で落としているイメージだが、そもそも要らないものを買わないのが最大の節税である。必要不可欠かつ不可避な支出に対して代表的な節税方法を解説する、そうした点で本書は良書だと思う。個人会社の設立を考えている方、軌道に乗って個人事業主から組織変更を考えている方はぜひ読んでみるとよい。
Posted by ブクログ
2020年現在の税制度、個人事業主と会社経営の線引きを整理することができる。
給与所得・事業所得に対して経費がどこまで適応できるか
次に所得控除として、どこまで物的控除と人的控除をどこまで計算できるか。最後に税額控除。
ルールにのっとり、所得を調整できる意味では株式会社の方が自由度は高い。一方でランニングコストやマネジメントを含めると年収500万円までは個人事業主でいいと思う。
その後、入ってくるインカムに対応して、合同会社→株式会社と進化させればいいと思う。
今のところ、自分の中で、誰かを雇用する気はない。
そんな責任負えない。なら外注でいいと思う。
一方で自分の事業を拡大したい、自身が行っている事業が社会的に意味があると感じたら、人を雇用して事業の裾野を広げていくのも1つ。
ただ、人が働ける時間や期間は限りある。自分のエゴを中心に生きるか、社会のためにいきるかは選択として熟考する必要がある。
話が変わるが、控除するために積立た「小規模企業共済掛け金」や「生命保険料の年金」「イデコ」においては、出口戦略が大切だと思った。
働いた得た、収入に対して、その年に積立た上記のお金は控除される。つまり、将来にお金が残り、住民税と所得税が発生しなくなる。仮定次第だが、30%節税できる。
一方で、出口における、収入は退職金として一時的に受け取る。あるいは、年金として分割で受け取る。
どちらの選択が有利かは、受け取り時の年収に応じて対応させていく必要がある。
自分のマネープラン、ライフプランを考えるきっかけになりました。
Posted by ブクログ
fp3級くらいのレベル知識がないと、読んでも理解が難しいように思います。
株式会社か合同会社か、個人事業主が法人化する時にとても心強い一冊です。
Posted by ブクログ
節税の全体内容を説明しているため、手元に置いておくと便利そう。
混み入った内容は概要しか書いてないので他の本を読むことが大事かな。でも自己判断だと間違うこともあるため、誰かと相談しながら進めることが重要なんだろうなと実感。
Posted by ブクログ
【真っ当な節税】
概略は理解しておく必要はありますが、
専門家である税理士さんへ任せる方が良さそうです。
内容は理解しておくが、最善策はケースバイケースになりそうなので、お金を払ってプロに頼む方が賢明です。
Posted by ブクログ
法人化しての節税のポイントがチップス的にまとまっているので、実際、法人をもっていたらば、どのポイントで節税するのか、抜け漏れないか確認するのがよさそう。大きなコンセプト、ストーリーはとくだんない感じ。
Posted by ブクログ
前半部分はすでに起業をしている身からすると学ぶところは薄かった。
節税についてはすでに知っていることも多かったが自信のなかった部分を補強してくれる知識を勉強できた。
特にインボイス制度や定率法償却率、企業型401Kなどは勉強になった。
筆者は税理士YouTuberとのことだが、この本で語っていることがほとんどだと思うのでこれ以上のことがあるのだろうか。
YouTubeの方もチェックしてみたいと思います。
Posted by ブクログ
各税金、節税、繰延方法などの基本的知識を分かりやすく解説されていた。とっかかりとしては良いだろうが、金融マンとしては新しく得られた知識は共済のところ程度であったので、少し寂しい本だった。
各節税におけるサンプルがバラバラで都合よく設定していた感があるので、文頭から例えば①売上1,000万/卸売…②売上2,000万/YouTuber…のような人物設定をして、各商品を使えるか、またどれぐらいの効果が出るかなどを文末まで進めれば、読者が自らをなぞりながら読めたかと思う。
この本だと結局自分は何を組み合わせていけばいいかまでが分からず仕舞いな気がする。
筆者とすれば、結果税理士の依頼がくるからそれでいいのかもしれないが。