あらすじ
G3sewing (じーさんソーイング)という名前で、がま口バッグをミシンで縫い、Twitterやブログでネット販売している84歳、後期高齢者の男性の、老後の日々を明るく前向きに、有意義に生きるための生き方のコツを綴るエッセイ。
年金3万円、数々の病に見舞われて、一日のほとんどをベッドで過ごす日々が、ミシンと出会って激変! がま口バッグ作りが生きがいに。
妻であるB3(ばーさん)や、3人の娘、ネットに詳しい孫たちに支えられ、応援されながら、「お金がなくても、生きがいがあるから、日々幸せ」に暮らす様子は、人生後半の生き方の参考になります。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「あるのは命と病気だけ」
というドキッとするフレーズと、かわいいがま口バッグの存在から知った、G3sewingのお話(実話)です。
80代を生きるG3の勤勉さとクリエイティビティ、G3が生き生きと力を発揮できるように工夫を重ねながらサポートされているご家族。
ここには書かれていないご苦労もきっと数多くあるのだろうと想像しながら、それでも勇気づけられ、あたたかな気持ちになれる本でした。
G3sewingの商品もようやく購入できるようになり、少しずつ買い求めています。
実直な作りで安心感があり、使いやすいです。
G3sewingの皆さまが1日でも長く、幸せにお仕事を続けていけますようにという願いが自然と湧き上がってくる本でした。
Posted by ブクログ
何歳からでも新しいことを始められる、と背中をおされる本。
82歳になって、ミシンを作って物を作るという生きがいを見つけたおじいちゃんの話。働くことや、娘さんや孫のおじいちゃんの思いに感動した。
Posted by ブクログ
一言でいうとSNSがなければ実現しなかった、おじいちゃん(G3)のサクセスストーリー。病気がちでお金もなく生きる気力もなくなりかけたおじいちゃんが始めたがま口バッグはなかなかキュート。それをランニング姿のG3が作っているというストーリーに、人々は惹かれてしまうわけなんだなぁと思った。そこに至るまでには孫の助言や家族の協力、紆余曲折があり、最後まで楽しく読めた。
Posted by ブクログ
自営業は年金が少ないとよく聞くけど、これは大変だなと改めて思った。職人気質なおじいちゃんが、世の中に必要とされることで元気が出るのは、読んでいるこちらも元気をもらえる。
Posted by ブクログ
まず驚いたのが年金の金額。世の中この様な人がたくさん居るのでは無いかと思うと怖くなったが、、、
人はやりがいを見つけると、こんなにもイキイキと変われるものなのかと。そして親子関係もまた変わるんだなぁと考えさせられた。
趣味があり、生きがいがあるという事の強さを感じる本だった。