【感想・ネタバレ】動機のデザイン 現場の人とデザイナーがいっしょに歩む共創のプロセスのレビュー

あらすじ

現場の当事者が主体者に変わるためのプロセスモデルを全解説

変化の激しい時代において「デザイン」は、専門家だけで進めるものではなくなってきています。著者は、長年にわたりデザイナーとして参画した地場産業や地域振興など「小さな現場」の仕事で、より本質的で力強い成果につなげようと模索する中から、このことを実感してきました。

「小さな現場」でデザインが求められるのは、変化が求められるときです。それには従来の、専門家による「カタチのデザイン」と、カタチの軸となる「価値のデザイン」だけでは不十分だと著者は考えました。個人事業主や地域コミュニティのメンバーなど、すべての現場の担い手がデザインを専門家任せにせず、共に参加し「自分ごと」にできれば、状況は大きく変わるのではないでしょうか。現場の当事者がデザインの「主体者」となることでデザインが活き、現場が活き、その総体として企業や地域に持続的な活気が生まれます。

本書は、すべての「小さな現場」に向けて、当事者の内にある「動機」を引き出す「動機のデザイン」について、ステップごとに詳しく紹介し、それぞれの現場で活かしてもらうことを目指します。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この本のここがオススメ

「小さな課題だから、小さな動機を引き出すことができます。やってみようかなと思う」「いちばん避けたいのは停滞であり、あきらめです。小さくても何かを動かすこと。そこからしか変化は生まれません。小さい動きこそが、大きな動きへの第一歩です」

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2024年07月16日

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