【感想・ネタバレ】仮面の復讐者 浜中刑事の逆転のレビュー

あらすじ

監視カメラの網をくぐりぬける見えない殺人者!
人情派のミスター刑事・浜中康平が悲しき復讐者の仮面を剥がす!
会社社長が渋川市の自宅で殺害された。その右手の近くにはスペードのエースが置かれていた。事件を担当する捜査一課二係の浜中康平は麻薬取締官から被害者が麻薬取引にかかわっている可能性があり、半年前から自宅をカメラで監視していたとの情報を得る。カメラの映像を見せてもらう浜中達だが、そこには犯人と思しき人物は映ってはいなかった。
謎解きではビクともしない復讐者の仮面が、浜中のまっすぐな言葉と我が身を顧みない行動に少しずつ剥がれる兆しを見せる各場面は、本作でもとくに注目すべき読みどころであり、ある意味名探偵をも超越した救済者としての浜中を描き出すために絶大な効果を発揮しているのだ。(解説より:宇田川拓也【ときわ書房本店 文芸書・文庫担当】)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

浜中刑事もの第5作。
犯人当てではなく、どちらかというと倒叙ものに近い。
物理トリックは「やったんだからできたんだよな」とすませてしまう、作家に謝れレベルの読者だが、このシリーズは浜中刑事の「幸運」ぶりが楽しくて読んでいます、すみません。
今回は「妄想」が控えめで、読みやすかった。

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2022年08月21日

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