あらすじ
料理、陶芸、書道の世界で、一切の妥協を廃して自らの芸術を追求してきた海原雄山。その厳しさ故に激怒する場面や辛辣な発言が目立つが、心の奥には大きな優しさを秘めている。息子の士郎に対しては特に厳しい態度で接するが、息子と家族への愛情を垣間見せるシーンは連載初期から多数ある。本書はそんな海原雄山のツンデレ(?)な一面を発見できるシリーズの第1巻! デジタル版ではモノクロ掲載されている、紙のビッグコミックスの2色カラーページも再現! 刊行開始を記念した、原作者・雁屋哲による書き下ろしエッセイ「海原雄山誕生秘話(後編)」も収録!! (この巻のエピソード「第1話:牛なべの味」「第2話:横綱の好物」「第3話:究極VS至高〈前編・中編・後編〉」「第4話:対決!! 野菜編〈前編・中編・後編〉」)
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匿名
海原雄山にとって愛情という言葉は無縁に思えるけど、厳しい中にも確かに愛情は感じますね。
芸術面において評価されている雄山に比べれば、新聞社でぐうたらしている士郎とは器が違う。
匿名
初期では憎まれキャラクターの色が濃かった海原雄山だが、作品の成長と共に無二の存在となり、作品中一番の人気キャラクターになったと思う。
物腰は厳しいが、息子に対する確かな愛情を感じさせるところが人気の秘訣かな。
グルメ漫画の傑作
美味しんぼは山岡と海原雄山の物語なので今回のストーリーは読みごたえあり。ただやはり、海原雄山は初登場からの数話とそれ以降では別人のような人格者になって、山岡が逆に変人っぽくなったのは残念。