あらすじ
薬剤師である著者は「わたしはもしがんになったとしたら、基本的には抗がん剤を使わない」という。その理由や著者の興味のある代替療法などを述べていく。
また、白髪もなく老眼にもならず、更年期障害も感じなかった著者ががん予防にもなる食事などの生活習慣についても多数紹介。
目次
第1章 私が抗がん剤治療を受けない理由
第2章 日本人はがん恐怖症候群
第3章 がん検診、健康診断を勧めない理由
第4章 死をどう考える?―抗がん剤治療だけじゃない、私が延命医療を受けない理由
第5章 57歳で白髪なし。がんにならない健康法
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Posted by ブクログ
日本のがん治療の状況と抗がん剤のメリット・デメリット。
医療機関は病気を治す場所であって、健康を取り戻す場所ではない。医薬品は必死のときに使うもの。医療費削減には健康診断の推進よりも生活習慣(嗜好+思考)改善から。
コンセプトは至極まともだと思う。主張が正しいか、自分に合っているかどうかは自己判断を求め、あくまで参考情報を提示するという姿勢も好感が持てるが、検診の放射線被爆の影響やピロリ菌の影響など、本当なのだろうかと思っても、信頼できる情報を自分で探すのも難しいような。
自分の感覚・感性も医療の技術もバランスできるといいなと思う。
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