【感想・ネタバレ】レディオ ワンのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

こんばんわん
すばらしい!
そうだよねー、犬がしゃべったなら、こんばんわんだよね。
かわいい、かわいすぎるーーー。
でも飼い主さんは知らない、とゆー設定がおもしろいなあっと思った。
相変わらず斎藤倫さんの作品は、ちょっと不思議で、あったかくて心地よい、ちょっと泣きたくなるような切なさとともに、すごく読後感がよい。
好きだなあ。
ジョン、ジョン・レノン、かあ。
ちょうど映画イエスタデイを観たばかり。
ビートルズのいない世界、ジョン・レノンが殺されなかった世界、にビートルズへの愛をかんじまくったとこだったもんで、なんか感動ー。
でも確かにいぬって、人間と感情が似てる気がするなあ。
ことばがあって伝わること、ことばがあっても伝えられないこと、いろいろあるけど、やっぱラジオはいいのう。
ジョンの番組、聴きたいなあ。
影武者さん、サイコー。
ナイスタイミングでした

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2020年08月28日

Posted by ブクログ

面白くて、切なくて、愛に溢れて、ドキドキして、イッキに読んでしまいました。(飛ぶ教室の連載中も読んでたけど、また違う印象で…)
これは、ぜひとも中学生くらいの子たちに読んで欲しい。
きっと届くと思う。絶対に薦めたい!薦めます。

私が中学生だったら、これを読んでジョン・レノンってどんな人かな?とか、ライカ犬ってなんのこと?とか思ってさ、そうだな今どきの子はググるんだろうね、それもいいよね。そして保護犬について考えて、彼らにたどり着いたりするのかも。

「ひとは、だれかが、だいじなことをかくしてるってしったら、それをだめにしようとするんだよ。ひっぱりだして、いためつけて、なんの、かちもないものになるまで_。」
今の自分にぐっと沁みました。
ミツビ女子中のあの子、どうかあの女の子も、世界中のどうぶつたちも、神さまでも天使でもジョンでもいいから、誰かが見守っていてくれますように。。

きらきらホログラムの表紙は、ジョン・レノンの「LOVE」の前奏のピアノを思い出しました。

「いぬには、あいしかないよ」

倫さんは、どうしてそんなに、いぬの気もちが、わかるのですか。

素敵なお話しです✨

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2019年11月19日

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 みなさん、こんばんわん。月曜夜9時。〈レディオ ワン〉の時間です。今夜も、ぼく、DJジョンがお送りします。
動物翻訳機を使って、本当の犬がラジオで喋る。びっくりだけど、微笑ましい。

「きみはきっと今、せかいには敵しかいないって思ってる。でもせかいの外には、必ずちがうせかいがある。だから、辛かったら外に出ればいい。でも、もし外に出ても、、辛くて、この世の人間のだれひとり、自分の味方なんかいないってそう思ったら、それでもだいじょうぶ。
ぼくたち(犬)が、いる。」

処分されそうになったことのある犬のジョン。
犬ならではの目線で、リスナーからのお手紙に答えながら、面白い小話をする。

散歩していた時、犬はそんなこと思ってたんだとはっとしたり、クスッと笑えたり、とにもかくにも、犬がさらに好きになる。

斉藤倫さんの本は、以前、『ポエトリー・ドッグス』を読んだ。犬がバーテンダーになり、お客に、その人に合った詩をプレゼントするお話。詩の理解がなかなか難しかった。その点、このお話は、一応児童書で読みやすい。やさしい文で書かれてはあるけれど、内容は深く、子供によりより大人に響きそうだ。

疲れた心にパッと花を咲かせてくれるような、とっても素敵な一冊でした。

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2023年08月26日

Posted by ブクログ

みなさんこんばんわん。
月曜夜九時、「レディオワン」の時間になりました。
お届けするのは、世界唯一の犬のDJ、DJジョンです。
すっかり春になりましたね。ぼくも飼い主と一緒に散歩に行ったときに…


リスナーも知らない、飼い主も知らない、ほんの一握りの人しか知らない極秘、犬を自称するDJジョンは、本当の本当に犬が動物翻訳機を使って喋っているのだ!

人間の視聴者から寄せられるお悩みや世間話に、犬のジョンは犬の気持ち、犬からの目線で語る。その声は、人々にしっかり届いているますよ。
「自分の周りが敵だらけだって思ったら、外に出ればいい。それでもこの世に誰も味方なんていなくても、それでも大丈夫、ぼくたちがいる。」
人間がどんなに苦しくなっても、人間だけではどうしようもなくなっても、この世には人間だけじゃない。誰かが寄り添ってくれる。
いぬには、愛しかないからね!

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2023年08月17日

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人間の言葉に変換する機械を使ってラジオDJをする犬のジョン。切ない話しや、ささやかな話しがジョンを通して語られる。辛い思いをしているときなんかに少しほっとする気がする。中学生以上向けかな。

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2023年05月07日

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言葉を話せる犬のジョンによるラジオ番組レディオワン。
リスナーからのお便りに答えつつ語るは犬の日常。ほんわかとしているけど、それだけじゃない。
心のどこかちくりとするような。それでも明日はいい日になるといいなと思える。そんなジョンのラジオ番組。

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2021年11月25日

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犬が主人公。
犬がDJをしているラジオ番組の話し。
何故、犬が喋れるのか⁈
一応理由があります。ちゃんと犬が喋ってる。
犬が喋っていることをリスナーは知らない。
リスナーもラジオ局の人間も飼い主も知らない。
知っているのは番組プロデューサーと、ディレクター、AD、限られた数人だけ。
DJジョンが話しているラジオ番組聴いてみたいー。
子供から大人まで楽しめる本です。
fmcocolo DJ野村雅夫さんオススメ本です。

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2021年06月20日

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ことばが大事なのは、ほんとうに大事なおもいを運んでくれるから。
ことばなんて、いぬ用のケースみたいなもの。

うちのいぬは今のところジョンみたいにヒトのことばをしゃべったりはしないけど(私の知るかぎりでは)、大好きっていう気持ちが伝わっていたらいいな、と思う。

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2021年05月16日

Posted by ブクログ

犬のジョンがDJをつとめる「レディオワン」というラジオ番組は密かに人気だった。ジョンは犬のふりをしている人間ではなく正真正銘の犬。プロデューサーの西園寺さんの知り合いの研究者が作った犬語の翻訳機を通してしゃべっているのだ。ジョンの犬ならではの視点でのおしゃべりが楽しい。最後の1章はジョンが誘拐されるという事件のおはなし。

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2020年03月29日

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ネタバレ

月曜夜9時〈レディオワン〉のDJジョン、それは犬だった。ファンタジーの奇想天外な設定だが、現実にある辛い問題も提示している。
学校でいじめにあっている中学生の女の子の言葉「ひとは、だれかが、だいじなことをかくしていることをしったら、それをだめにしようとするんだよ。ひっぱりだして、いためつけて、なんの、かちのないものになるまで」は胸がしめつけられる。
動物の中で人と気持ちが通じるのは犬がいちばんなんだって。そのくらい同じ世界を生きてきたから。「あいしかない」愛そのものの犬は「それでもだいじょうぶ。ぼくたちが、いる」と伝えてくれている。そう信じられる気持ちになれた。

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2020年03月15日

Posted by ブクログ

ラジオ番組レディオワンのDJジョンはなんと犬!リスナーからのメッセージにジョンならではの粋なトークがさえる。ジョンを取り巻く人たちも含めあったかいお話。

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2020年02月23日

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