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Posted by ブクログ
面白くて、切なくて、愛に溢れて、ドキドキして、イッキに読んでしまいました。(飛ぶ教室の連載中も読んでたけど、また違う印象で…)
これは、ぜひとも中学生くらいの子たちに読んで欲しい。
きっと届くと思う。絶対に薦めたい!薦めます。
私が中学生だったら、これを読んでジョン・レノンってどんな人かな?とか、ライカ犬ってなんのこと?とか思ってさ、そうだな今どきの子はググるんだろうね、それもいいよね。そして保護犬について考えて、彼らにたどり着いたりするのかも。
「ひとは、だれかが、だいじなことをかくしてるってしったら、それをだめにしようとするんだよ。ひっぱりだして、いためつけて、なんの、かちもないものになるまで_。」
今の自分にぐっと沁みました。
ミツビ女子中のあの子、どうかあの女の子も、世界中のどうぶつたちも、神さまでも天使でもジョンでもいいから、誰かが見守っていてくれますように。。
きらきらホログラムの表紙は、ジョン・レノンの「LOVE」の前奏のピアノを思い出しました。
「いぬには、あいしかないよ」
倫さんは、どうしてそんなに、いぬの気もちが、わかるのですか。
素敵なお話しです✨
Posted by ブクログ
『レディオワン』
斉藤 倫
「みなさん、こんばんわん。今日はうららかな春の日でした。夜になると肌寒いですね。
月曜夜九時。〈レディオワン〉の時間です。ぼく、DJジョンが、お送りします。」
愉しいジョンの語りで始まります。そしてDJジョンは、実は犬なんですね。(笑)
当然なんですが、語りはイヌ目線で進みます。飼い主さんは自分の犬が喋ることも、DJをやっていることも知りません。ただただ、毎週定期的にラジオ局に連れて行き、何かしらのお手伝いをしているのだと信じて疑いません。
軽やかでユーモアある語りは愉しいですが、ジョンの過去が語られているところでは、しんみりしてしまいます。他にもラジオ局で働くきっかけとなった出来事が語られたり、事件も起こったり、ちょっぴりドキドキハラハラの展開がまっていますよ。
児童書なのでサラリと読みく、元保護犬のジョンのストーリーは決して楽しい内容だけではありませんが、犬がDJという設定が面白いですね。レディオワン、愉しみました。(*´ω`*)
Posted by ブクログ
斉藤倫さん3冊目。いぬが、今度は、ラジオDJ。月曜夜9時、DJジョンが人の言葉を話して、トークの合間に曲なんかかけたりしてくれる。話すのに人の手を借りる必要があるので、「ポエトリー・ドッグス」のいぬマスターよりも「達人度」はやや低め。
4話の短編+書き下ろし。短いお話の中に、ラジオパートと、スタジオの外でのストーリーパートがある。声に出して読んだら気持ちよさそう。
いぬの一人称でストーリーは進み、登場人物やエピソードが少しずつ絡んでいく。いぬの優しさ、愛情表現が歪みなくて、まさにプライスレス。いとおしい。
飼い主の造形がとても好き。いぬの名前の由来を説明するところ、むきだしの絶望をぽんとひとつ放り出すような、その一言があるからこそ、ただやさしいだけの人ではないことが伝わってくる。(そして、それが美しい)
飼い主と西園寺さん(めちゃ有能)の距離感もステキ。こっちのスピンオフがあったら、キュンキュンしそうで、意外としないな…まぁあえてしなくてもいいか…でも…?そんなお話になりそう。
Posted by ブクログ
みなさん、こんばんわん。月曜夜9時。〈レディオ ワン〉の時間です。今夜も、ぼく、DJジョンがお送りします。
動物翻訳機を使って、本当の犬がラジオで喋る。びっくりだけど、微笑ましい。
「きみはきっと今、せかいには敵しかいないって思ってる。でもせかいの外には、必ずちがうせかいがある。だから、辛かったら外に出ればいい。でも、もし外に出ても、、辛くて、この世の人間のだれひとり、自分の味方なんかいないってそう思ったら、それでもだいじょうぶ。
ぼくたち(犬)が、いる。」
処分されそうになったことのある犬のジョン。
犬ならではの目線で、リスナーからのお手紙に答えながら、面白い小話をする。
散歩していた時、犬はそんなこと思ってたんだとはっとしたり、クスッと笑えたり、とにもかくにも、犬がさらに好きになる。
斉藤倫さんの本は、以前、『ポエトリー・ドッグス』を読んだ。犬がバーテンダーになり、お客に、その人に合った詩をプレゼントするお話。詩の理解がなかなか難しかった。その点、このお話は、一応児童書で読みやすい。やさしい文で書かれてはあるけれど、内容は深く、子供によりより大人に響きそうだ。
疲れた心にパッと花を咲かせてくれるような、とっても素敵な一冊でした。
Posted by ブクログ
みなさんこんばんわん。
月曜夜九時、「レディオワン」の時間になりました。
お届けするのは、世界唯一の犬のDJ、DJジョンです。
すっかり春になりましたね。ぼくも飼い主と一緒に散歩に行ったときに…
リスナーも知らない、飼い主も知らない、ほんの一握りの人しか知らない極秘、犬を自称するDJジョンは、本当の本当に犬が動物翻訳機を使って喋っているのだ!
人間の視聴者から寄せられるお悩みや世間話に、犬のジョンは犬の気持ち、犬からの目線で語る。その声は、人々にしっかり届いているますよ。
「自分の周りが敵だらけだって思ったら、外に出ればいい。それでもこの世に誰も味方なんていなくても、それでも大丈夫、ぼくたちがいる。」
人間がどんなに苦しくなっても、人間だけではどうしようもなくなっても、この世には人間だけじゃない。誰かが寄り添ってくれる。
いぬには、愛しかないからね!
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