あらすじ
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子育てでつい怒ったり、どなったり、否定したり。誰もがおちいる「毒親」にならないために気をつけることを精神科医が答えます
『育児はとてもストレスフル。誰でも毒親になりえます』
子育てというのは、非常にストレスフルなもの。
仕事は嫌ならやめられるけれど、子育ては嫌でもやめられない。逃げるという選択肢がまずありません。
初めての子育てに、不安や心配のない親御さんは、いないのではないでしょうか。
しかも子育ては、独自性の高いもの。つまり一つ一つの家庭によって違いが大きく、親は基本的に自分の家庭しか知りません。
そんなふうに、子育てというのはとても難しいものにもかかわらず、世の中では「子育てができてあたりまえ」「誰でもやっているもの」というイメージがもたれています。
それが、ますます親御さんを苦しめているのです。
『毒親にならない気持ちの持ち方を知りましょう』
この本では、自分が毒親化していると気づいた人が呪縛から脱し、わが子に向き合い、自分らしく生きていくステップをご紹介します。
井上 智介(イノウエトモスケ):産業医・精神科医。兵庫県出身。島根大学を卒業後、大阪を中心に精神科医・産業医として活動する。産業医としては毎月30社以上を訪問し、一般的な労働の安全衛生の指導に加えて、社内の人間関係のトラブルやハラスメントなどで苦しむ従業員にカウンセリング要素を取り入れた対話を重視した精神的なケアを行う。精神科医としてはうつ病、適応障害などの疾患の治療だけではなく、自殺に至る心理、災害や家庭、犯罪などのトラウマケアにも力をいれている。さらに、ブログやSNS、講演会などでこれらを分かりやすく「ラフな人生をめざすこと」を発信している。『職場のめんどくさい人から自分を守る心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)など著書多数。
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Posted by ブクログ
子どもに対して(たぶん理不尽に)怒りすぎた後、戒めのため、勢いで買ってしまった本。
育児がとてもストレスフルであることに共感してくれる貴重な本だと思う。(共感されず苦しい時に読み返すと良いかも)
なんか泣きそうになった部分もあった。
子どもは親に対して100%無条件の愛を注いでくれること、そもそもいるだけで有難いことを忘れないでいたい。
最後の章の認知の定着(上書き)は早速実践。効果に期待したい。
個人的に衝撃だったのは、毒親育ちとかシングルの話とか、自分には無縁の話では?と一見思ったのだけど、読み進めていくと、「あれ、、これ自分に当てはまる、、?」という部分が多い内容だったこと。
毒親育ちの人は毒親になりやすい、というのは確かによく言われてることだし、理解できる。でも正直自分の親が毒親だとは思えない。だって衣食住も満足にしていたし、さみしさとかも感じたことは無かった。
でも自分の親に対して中々全てを打ち明けづらかったり、特に弱い部分や世間一般的に反対されそうなことは言えなかったり、断りづらいなぁーと思うのは事実。会って話している時に嫌だなぁという感情はないのだけど。
大人になって、自分も親になって、今まで以上に人に対して断りづらかったり、お願いするのが難しかったり、顔色伺ったり、世間の目が気になったり。。多分嫌われたり、あの人ちゃんとやってない、って思われるのが嫌なんだろうな。優秀な自分を褒めてくれる親だったから、いつでも優等生でありたいというか。
こういうとき、なんで自分はこんなにも失敗や劣等感が怖いんだろう、自分はダメな人間、ダメな親だと自己嫌悪に陥ったり自分を責めたりすることがほとんどだけど、これも親のせいにしていいのかな。いや、これは単なる甘え。。??この気持ち、どうしていいかわからん。
でもきっと、自分はわりと自責傾向が強くてメンタルやられることが多い気がするから、他責(親のせい)にして認知を変えて過ごしていったほうが、自分の人生ラクに生きられるのかもしれない。
性格悪いかな(笑)
またワーって爆発しそうな時に、パラパラ読み返したい本。買ってよかった。