【感想・ネタバレ】東京‐金沢 69年目の殺人のレビュー

あらすじ

8月15日。東京・江東区のマンションの一室で死体が発見された。駆けつけた十津川警部は、仏壇に飾ってあった1枚の写真に目をとめる。写真には、海軍のゼロ戦を背に航空隊の中尉と思しき若い男たちが写っていた。写真を手に、十津川はその写真が掲載された昭和20年5月11日の新聞記事に辿り着く。被害者の小暮義男は元海軍中尉だった。十津川は戦後生き続けた小暮の足跡を追い、金沢へ赴くが――晩年の著者による渾身作!

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Posted by ブクログ

西村京太郎さんの晩年の作品です。

終戦記念日に93歳の元海軍中尉が殺された。
その真相を暴くために十津川警部が戦後70年を遡って捜査するというもの。

前に読んだ作品よりも太平洋戦争の特に特攻の背景や軍令部と現地の乖離など興味深く読めました。

ラストはモヤモヤ。スッキリせず。
おおよそ刑事の捜査というより、歴史調査のような作品でした。

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2024年06月07日

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