あらすじ
〈電子書籍版に関する注意事項〉
本書は固定レイアウト型の電子書籍です。
【料理の絶望は乗り越えなくていい! 笑いとお助けアイデア&レシピで寄り添います】
料理をする気力がわかない…。
料理はそれなりに作っているけれどモチベーションを保てない…。
日々モヤモヤしながら料理を作り続けている…。
そんなあなたへ贈る、抱腹絶倒の応援メッセージ&お助けレシピ45。
著者は、第6回料理レシピ本大賞料理部門(エッセイ賞)受賞の本多恵理子さん。
料理にまつわる絶望シーンは、本多さんと一緒にグチって笑ってしのぎましょう。
本書では「そんなもんでいいのか(笑)」と思えるアイデアやレシピも多数紹介。
きっと明日は「ちょっとだけやってみよう」と思えるはずです。
〈こんな方にオススメ〉
・料理のやる気が出ない人
・家族のためにごはんを作るのがしんどい人
・料理はそれなりに作れるけどモチベーションを保てない人
・日々モヤモヤしながら料理をしている人
・料理が我流すぎて正解がわからないと一人悩んでいる人
〈本書の内容〉
◎食べたいものがまとまらない
→(お助けレシピ)レンチン加熱&大さじ計量の【焼き肉のたれ】
◎簡単なものでいいよ、と言われた
→(お助けレシピ)冷凍うどんで手軽に【レンチン焼きうどん】
◎急に食べる人が増える
→(お助けレシピ)冷凍可! ごはんに後から混ぜるだけ【チャーハンの素】
◎魚と野菜不足、偏るメニューに罪悪感
→(お助けレシピ)これなら野菜と魚が同時にとれますよね!【ホイル焼き】
◎家族が無言で食べる
→(お助けレシピ)食べながらいろいろ感想を言いたくなる【勝手しゃぶしゃぶ】
◎意外に力仕事が多くて心が折れる
→(お助けレシピ)瓶があいたらすぐできる【岩のりパスタ】
◎カレー鍋を洗ってスポンジが死ぬ
→(お助けレシピ)カレー鍋を洗う前にこの一品【カレーおにぎり】
◎野菜炒めが水っぽい
→(お助けレシピ)水分が旨みに変わる【とろみ野菜いため】
◎塩加減の迷宮
→(お助けレシピ)重量1%の塩だけでおいしい!【塩だけチキンソテー】
◎ジャリっていう食感の恐怖
→(お助けレシピ)調味料2つで完成【ほうれんそうのナムル】
◎和食の味がきまらない
→(お助けレシピ)一発調味料で作る【即席肉じゃが】
◎だしをとるのが面倒
→(お助けレシピ)勝手にだしが出ている【根菜和風ポトフ】
◎一皿だけじゃだめですか?
→(お助けレシピ)一発加熱で即完成・野菜たっぷり【キーマカレー】
……などなど、40の絶望シーンに45のレシピ
〈著者プロフィール〉
本多理恵子
『料理が苦痛だ』で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉で「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『料理が苦痛だ』(自由国民社)、『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)がある。
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Posted by ブクログ
笑える名言、エピソードが多かったです。
特に冷凍庫からストッキングの話…。
私もかなりズボラなほうですが、世の中には私などを軽く越える猛者がいるのだと励まされ、安心しました(笑)。
本多さんがレシピを作られるときに、小さじと大さじのどちらかにしぼるようにされているというのが、工夫だなと思いました。面倒くささを感じないように徹底されてるんだなぁと。
Posted by ブクログ
読み物として秀逸、かつ心優しい。なんか永遠に岩を押し上げては転がり落ちるギリシャ神話みたいな気分になるときはだれにでもあるのだなあ。ほんと。
Posted by ブクログ
料理の絶望を語るエッセイ。
レシピとしての側面もありますが、わたしは料理の絶望シーンあるあるのエッセイとして楽しみました。
まず、著者は料理教室を主宰しているのに、料理がしんどい!と主張しているのが面白すぎます。
でも、料理が得意でない自分からすると、プロの技で素晴らしい料理を教えてくれる先生よりも、料理だるいよね〜と経験値から来る技を伝授してくれる先生のほうがはるかに親しみが持てそうです。
特に印象に残ったのは、赤子のように大事に抱えていた、買ってきた丸ごと白菜に、家に着いてから絶望するという場面。
気持ちがすごくわかるし、切って冷蔵庫に入れたら、ひとまず目の前から消えて安心、という表現には思わず笑ってしまいました。
そして、和でも洋でも活躍してくれそうな白だしはぜひゲットしたいと思いました。
Posted by ブクログ
料理する人の「あるある!」に見事に寄り添ってもらえる本。大根1本お買い得と思ってルンルンで帰宅して、さぁこれどうしよ?!と思う瞬間とか、冷蔵庫がいろんなタレやドレッシングだらけとかねw 作りたいと思うレシピは残念ながら少なめ…
Posted by ブクログ
「料理の絶望」エピソードに激しく共感したり、クスッと笑わせてもらったり。著者の「料理ってそんなもんでいいんだよ」という想いはしっかり伝わった。ただし、自分一人なら「そっか、その程度でもいいのか」と開き直れるが、家族がいるとそうもいかないジレンマ。結局、今の自分にとって、「料理」=「家族ために作ること」が前提になっていることが辛いのだと痛感した。もっと気楽に料理出来る日は来るのだろうか。
Posted by ブクログ
料理をする気力がわかない…。
料理はそれなりに作っているけれどモチベーションを保てない…。
日々モヤモヤしながら料理を作り続けている…。
そんなあなたへ贈る、抱腹絶倒の応援メッセージ&お助けレシピ45。
著者は、第6回料理レシピ本大賞料理部門(エッセイ賞)受賞の本多恵理子さん。
レシピを考えるのが面倒、野菜を切るのが面倒、とろみをコントロールできない…
分かるわかる!と共感の嵐でした。
料理は、まず作る気力を奮い立たせることからの戦い。
料理をお仕事にしている人でも、同じことを考えているんだという安心感と、悩みを楽にしてくれるお助けレシピを両方味わえるのが嬉しい。
そして、料理の写真がどれも美味しそうなので、作ってみたくなる。