【感想・ネタバレ】汝の敵を愛せよ1巻のレビュー

あらすじ

俺は愛せない…自分の息子を殺した犯人の娘なんて…。被害者の両親と加害者の子供が養子縁組で…一つの家族になんてなれるのか…――牧師の義人は、世間を騒がせている連続殺人事件に心を痛めていたが、どこか遠い話のように考えていた。だがある日、自分の息子がその事件の被害者となってしまう…。しかも犯人は自殺、行き場の無い怒りは神へと向かい…信仰を捨てた。そして一年後、義人の元に、心を病んだ妻が一人の子供を連れてきて養子にすると言い出す。だがこの子はなんと犯人の娘で…!?汝の敵を愛するなんて本当にできるのか…

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宗教の目的

宗教家聖職者とすました顔をしていつも綺麗事を言っているが、実際に被害者,当事者になってみるとそうも言っていられない ということを端的に描き出した作品である。宗教の目的が 社会秩序を守り 各人の心の平安を保つもの と功利的に見るなら、この様な葛藤は発生しないのだろうが。

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2022年12月16日

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