あらすじ
美しい母が暴力をふるう機能不全家庭に育った著者。成長に伴い、突然態度を変えた母との関係は形を変えていくが、一見幸せに見える親子ごっこに不安な気持ちがぬぐえないまま、やがて母は自死してしまう。衝撃を受けた著者の取った行動は……。親ガチャにハズれ、どん底まで落ち、自殺未遂に至りながらも、やがてゆっくりと再生していく著者の半生。普通でない家庭に生まれても、完璧な自分でなくても、誰でも、「どんなにみっともなくても、生きていていい」。親ガチャ失敗からの感動の再生物語。 分冊版第11弾。
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母親は子供に復讐をしようとした
死んでやるといって中々死ねるものではありません。
自死にしろ多害にしろそれを他人に認識させ継続的に伝えるには恥を忘れる必要があり膨大な負の怒りのエネルギーが必要になります
なので子供にわざわざ罪を着せるような言葉を送りつけるのは表題かと思われます
とはいえここには子供は罪人か否かという視点があるわけですが
この手の御身内は自分が生み出したと思ってる人物に罪と同時に神仏の奇跡を見出してるのでたとえ殺人の罪を着せても容赦ない断罪と裏腹に自分は赦されるという絶対の自信を持っています
こう書いていると神の立場とか宗教という装置は自制のない人間にとってなんたる猛毒かと思ってしまうわけですが
それはさておき攻撃してくる身内をあれは自分と関係ない他人と俯瞰できるようになった時が新たな人生の誕生日であるわけです
脱出、おめでとう