あらすじ
東北在住作家が描く、震災の地で生きる人々
大学を卒業し、福島県の故郷の村へと戻ってきた聡子は、
村で生きる目標とパートナーを見つけた矢先、
東日本大震災に遭遇。
恋人は行方不明となってしまう……
汚染された村から避難し、
仮設住宅暮らしを余儀なくされながら
恋人を待ち続ける聡子。
季節は震災前と同じように巡り、
故郷も、思い出の場所も、美しいまま。
なのに、村へ戻ることはできない。
行き場のない怒りや悲しみを抱えながら、
それでも聡子たちは、少しずつ、前へと歩んでいく――
“被災地”で暮らし続けようとする人々の想いを、
あたたかなタッチで描き出すヒューマンドラマ。
感情タグBEST3
叙事詩的な静かさと美しさと
作者については本日の東京新聞夕刊「土曜訪問」の記事で知りましたので、果たしてどんな作品を描かれているのか?と試読版を見つけました。
グリーンツーリズム、一定、上手くいきそうでしたが、東日本大震災が全てをおじゃんにしてしまいましたね。
当時の私はまだSNSも使っていませんでしたが、状況がかなり酷いのは徐々に見えてきて……でもマスメディアは全然そのへんの問題点をきっちり報道していませんでしたね。
仮設住宅でも同調圧力等、やはりかなりあったでしょうね。
この作品はちゃんと購入すべきでしょうね。
東京新聞の記事: https://www.tokyo-np.co.jp/article/237462