【感想・ネタバレ】音読したい 偉人たちの最期のことばのレビュー

あらすじ

人生の最期に残したことばには、強く心に訴えかける名文や美しい言葉がたくさん散りばめられている。しかし、日本では「死」を隠しがちな傾向にあるためか、あまり取り上げられることはない。人生を謳歌した者、志半ばで倒れてしまった者、どのような局面で死を迎えるにせよ、最期のことばにはその人の生き様が現われており、それらは口に出して読んでみると、新たな輝きを持って、私たちの心に響いてくる。むしろ、日々「生」に悩んでいたり苦しんでいたりする私たちに、感動や希望、勇気を与えてくれるものも少なくない。現代を生きる我々の心に響く、明言を声に出して読みながら、その意味をかみしめていく。

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Posted by ブクログ

人生の最期に残したことば、つまり辞世の句や
遺言状などは、その性質からかあまり教科書に
載ることはありません。

有名なマラソンランナー円谷幸吉の遺書などは
昭和の名文とされていますが、沢木耕太郎氏の
「敗れざるものたち」で紹介されているだけで
す。

現代の日本人は「死」を遠ざけて見ないフリを
ています。

しかし死は誰にでも訪れるものであるし、突然
やってくることでもあります。

偉人たちは死をどう受け入れたか。

それを知るだけでも明日を生きることにつなが
ります。

偉人たちの「死」への向かい合い方に背筋が伸
びる一冊です。

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2023年01月29日

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