【感想・ネタバレ】天使日記のレビュー

あらすじ

自分の中の子供。目に見えぬもの。聞こえない声。長女が天使に出会った日から始まった、まぼろしのようでいて、確かな日々の記録。
唯一無二の音楽家・文筆家による言葉の到達点。エッセイ49編。


「目に見えるもの以外あるわけない、という断定は、シュタイナーが説いたように理想主義の否定でもある。人が今あるもの、手でつかめるものしか信じられなければ、愛がいったい何であるかも捉えることはできないし、世界をより良く変えていくこともできない。自分には聞こえていない声があり、見えていない世界があるかもしれないと振り返ること、まっさらな心で自然に向き合い、人に向きあうこと。現代を生きる私たちがそれを忘れ、何かに流されるように生きているのだとしたら、立ち止まりたいと思う。そのことにすでに気づいた人々にならって、私は人と一緒に生きたい、と思う」(「あとがき」より)

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Posted by ブクログ

寺尾さんの本を読むと、知らないことが100個くらい出てくる。それをまた調べて、あたらしい作品や人のことを知って、そうやってどんどん世界が広がっていく。わたしという人間に、目には見えにくいけど、確かで良い変化をもたらしてくれる。

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2023年02月14日

Posted by ブクログ

天使日記を読んでる途中で歌の生まれる場所のMVにyoutubeで出会い、衝撃を受けて2023年の年末ライブにすぐ行った。紗穂さん、天使みたいだった。

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2024年01月11日

Posted by ブクログ

「南洋と私」「あの頃のパラオを探して」ファンの私としては、「パラオ再訪」はうれしかった。
ブラジル移民のこともまた本にしてはもらえないだろうか。その他のこともいろいろ取材されているようで、それぞれが1冊の本になったらうれしいなあと思う。

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2022年10月17日

Posted by ブクログ

前作も好きだったけど今作はより一層今の時代にフィットしている気がした。目に見えないウィルスに翻弄させられる私たちと、目に見えない存在と戯れているこどもたち。どっちもリアルの話。胸に響く言葉が多くて付箋だらけになった1冊

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2022年02月08日

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