あらすじ
翻弄される運命、背負わされた宿命。
世田谷で発生した不審死事件。鑑識の到着前に厚労省の外郭団体「ドールズ」と称する組織が現れ、現場を警察から横どりしてしまう。感染症の疑いかと思われたが、彼らの行動を不審に感じた捜査一課の川村直樹は、サイバー犯罪捜査官の高倉竜生と捜査を始める。次第に明らかになったのは、政府が28年前から隠してきた「クローン人間」の存在だった……。巨大な運命の渦に巻き込まれた人々の、〈いのち〉を巡る物語が動きだす!
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Posted by ブクログ
急遽、購入して読んだが、とても面白かった。
それぞれのキャラクターの場面が、後から繋がった時のやったった感は本ならではだと思う。
クローンの特質上、映画やドラマでは演出としてできないだろう。
文字の特性を上手く使っている。
おかげで、度重なる展開にどんどん引き込まれ、驚かされた。
多少は予測の着くところもあったが、最後は予測できなかった。
むしろ、こんな秘密が隠されていたと思うと、わざと小さなところは気づかせていたのではとさえ思う。
Posted by ブクログ
ラストまで意外性の連続!
読んでいて本当に飽きなかった。
クローン人間、実は本当にいたりして。
スターのクローンだけではなく、まさか警察官が稀代の殺人鬼のクローンだった事が判明した時はめちゃくちゃ滾りました。命の大切さ、重さとかの話も勿論考えさせられる部分はあったけど、どちらかと言うとストーリー重視の小説だった気がします。
Posted by ブクログ
中々の大作かな、終盤まで読んでも、未だ、先が見えてない。
「たいした情報ではないかもしれません。わかったことは三つです。ドールズは二十八年前に結成された。ドールズは人形──人形の意味はわかりませんが、とにかく人形を守るための組織であること。最後の一つ、人形は七体いる。以上です」
クローンは同一の起源を持ち、尚且つ均一な遺伝情報を持つ核酸、細胞、個体の集団。もとはギリシア語で植物の小枝の集まりを意味する。
交響曲というものがあるんだ。いわゆるシンフォニーってやつ。管楽器、弦楽器、打楽器などで構成されるオーケストラによって演奏される大規模な楽曲のこと
ソロの演奏者とオーケストラが合奏する曲のことを協奏曲、ソロの楽器がピアノの場合はピアノ協奏曲、ヴァイオリンの場合はヴァイオリン協奏曲って具合にね」
クローンとオリジナルが顔を合わせることを意味しているようです。直訳すると『有り得ない遭遇』ですね」
「すまない、高倉君。君の彼女、安城美那はクローンなんだ」何番目のクローン
「でもどうしてです? なぜ朝比奈はクローンを殺したりしたんでしょうか。クローンを狙わせた黒幕は朝比奈だったんですよね。それに有馬教授まで……。実の父親なんですよ」
翻弄される運命、背負わされた宿命。
世田谷で発生した不審死事件。鑑識の到着前に厚労省の外郭団体「ドールズ」と称する組織が現れ、現場を警察から横どりしてしまう。感染症の疑いかと思われたが、彼らの行動を不審に感じた捜査一課の川村直樹は、サイバー犯罪捜査官の高倉竜生と捜査を始める。次第に明らかになったのは、政府が28年前から隠してきた「クローン人間」の存在だった……。巨大な運命の渦に巻き込まれた人々の、〈いのち〉を巡る物語が動きだす!