あらすじ
まえがき
第一章 たっちゃん池のかいぼり
第二章 理想の池
第三章 密放流者との暗闘
第四章 ビオトープをつくりたい
第五章 希少種を守り増やせ
第六章 森のリス、ぜんぶ捕る
第七章 ハンセン病と森
第八章 アナグマの父親になりたい
あとがき
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Posted by ブクログ
絶滅の恐れがある生物は、希少な動物ばかりでは
ありません。
よく知られているところでは在来種のメダカや鮒
などです。
え?メダカって確かに田んぼからは姿を消してい
るけれど、水槽で飼っている人が多いので絶滅な
んてしないのでは?と思うかもしれないです。
しかし、なんと本来東京を含む南日本に広く分布
するメダカは正しい名前をミナミメダカと言い、
北日本のものとは種類が違っているらしいです。
つまり北日本のメダカが絶滅危惧種であるのです。
こうした地域性が失われてしまうことも絶滅危惧
として考えられています。
さらにコイも日本在来ではなく、外来魚が大繁殖
しているとか。
ブラックバスのような分かりやすい種だけが、日
本在来の品種を脅かしているわけではないのです。
日本の本来持っている自然を守るために奮闘する
一冊です。