あらすじ
ピンクは女の子の色?男の子の色?
いいえ、すべての色はすべての人のもの。
SDGsの目標のひとつに掲げられた「ジェンダー平等を実現しよう」
色をテーマに、やさしい絵と文章でえがかれています。
日本文学研究者であり、様々なメディアで活躍するロバート キャンベル氏による翻訳。
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好き嫌いは、あって当たり前だけれど、最初から人に「それ、好きになっちゃダメでしょ」とか言われるのはどうかなと思う。好きになったらとことん好き!好きなものはお友だちにもシェアしてあげたい。いろんな色で遊び、自分に取り込み、時々取り替えっこすることほど楽しいことはないでしょ。大きくなって、みんなのパレットが広がっていけばいいなと思いながら、この本を翻訳してみました。色があって、生きることって、素敵だね。
日本文学研究者 ロバート キャンベル
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※この本は環境に配慮した資材を使用しています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
6年生のクラスで読み聞かせ。
「ピンクや赤が女の子の色」って
誰が決めたんだろうって読みながら思った。
性別関係なく、好きな色は好きっていいんだよって
背中押してくれる本。
読み終わって
「私が小学生のころは、
男の子のランドセルは黒、女の子は赤と決まっていて
それ以外の選択肢がありませんでした。
みなさんのカラフルなランドセルを見ていると
すっごくいいな、羨ましいなって思います」
つい言ってしまったよ。
Posted by ブクログ
柔らかく固定観念を取り去ってくれる。
声高でなく自然に受けとめられる絵本に出会えて良かった。もっとこんなふうに自由な世界が広がってほしい。決めつけないでねって。コレって色だけではないよね。
Posted by ブクログ
今の仮面ライダーと戦隊ヒーローはどちらもピンクが男の子。時代を反映してますね。昔は赤は女の子黒は男の子みたいな感じでしたが、今はそんなことないですね。(カープのキャップが赤になった時、男の子達は最初男が赤なんてって抵抗があったみたいですよね)戦隊ヒーローは赤が男の子でリーダーとかが多いけど、かといって赤のランドセルの男の子ってあんまり見かけないですね。ピンクが好きな男の子が当たり前のようにピンクのランドセルや服を着られる時代になってほしいです。
Posted by ブクログ
【母セレクト】
タイトルを読んだ5歳の娘が
『ちがうよねーおんなのこのいろだよねー!』
と良い反応を示してから読み聞かせ。
難しいことは言わず
すべての色はすべての人のものという
ジェンダー論をシンプルに伝えてくれるので
子どもにもわかりやすかった様子。
ピンクのシャツにピンクの蝶ネクタイを付けた男の子が
とっても似合っていて子どもも納得。
こういう本を小さい頃からたくさん読んでおきたい。