あらすじ
「S」や「M」は淫靡なイメージを伴う性癖ではない。今や純然たる「性格」を表わす記号、その分類方法である。では本当のS的性格、M的性格とはどんなものなのか。「私はM」と言う人は、たいていMではない。SとMは正反対の性格ではない。ドS、ドMとの付き合い方は?……臨床心理士の著者がその奥深い人間性を分かりやすく紹介した好著。。
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Posted by ブクログ
皆さんが書いてある通り、性癖の類いではなく心理学として捉えたSとMの考察がわかり易く書かれていて読み易く面白かったかなと。
趣味程度ではありますが心理学が好きな自分には良い一冊でした。
Posted by ブクログ
単なるあるあるネタかと思いきや、精神医学の観点からきちんとした推察がなされていた。
自分がS・Mどちらにも当てはめられずにいたが第三のタイプの説明に納得。
自分これだわ。
自身をMだと公言する自称Mに感じていた、ちょっとした違和感を説明しともらった気がしてスッキリした。
Posted by ブクログ
最近ちまたで言われる「どS」や「どM」なども含めて、心理分析をした一冊。
性的な意味が薄まった現在こそ、本来の意味に近いという著者の意識は理解できるし、実際の分類もかなり面白い。
ただ、やはり「どS」や「どM」はある種の精神疾患であるし、一般人が許容できる範囲のものではないということがわかった。