あらすじ
――こんな失敗って、あり得る!?
憧れの王立魔術研究所に就職したエルマは失敗ばかりしつつも、なんとか魔術研究所の一員として頑張っていた。
ある日、エルマの上司であり、“筆頭魔術師”を史上最年少で取得した憧れの存在・クラウスがなぜか憮然としていた。誤魔化す彼からなんとか聞き出せば、何者かに魔法を使えなくなる薬を盛られたのだという。
事情を知ったエルマは自分に任せろとクラウスが元に戻る手助けをしたつもりが、見事に魔法は失敗。なんとクラウスは幼児化してしまう。びっくり仰天したエルマは責任を取ってクラウスを保護することに。
クラウスはエルマと一緒に過ごすうちに、彼女の優しさや頑張り屋なところに気付き徐々に惹かれていく。
そして二人は事件の切っ掛けとなる魔法薬についての手がかりを得て──?
気持ちを自覚してからは一転して猛攻を仕掛けるクラウスに、自分のような落ちこぼれに本気なわけがないと逃げるエルマ。
包囲網を徐々に狭めてゆく押せ押せ溺愛ラブ!
感情タグBEST3
幼児の姿と行動のギャップが!ノベルだから想像すると自然と顔が緩みます。
コミック化して頂いても嬉しいですね。
何回読み返しても「ふわっと」優しい気持ちになれるお話ですね。
匿名
ほのぼの
主人公の2人がとても素直で可愛らしいです。最初から最後まで安心して読めました。三沢ケイ先生の作品はどんな時に読んでも最後にあたたかな気持ちになれるので大好きです。
ヒロインがカワイイ♡
始まりは幼い子どもの姿だったが、中身はイケメン俺さまのままだった彼に翻弄されながらも どんどんのめり込んでいくヒロインが愛らしくて、ちょっぴりドジなところも憎めなくてすごく可愛らしいお話でした。
ただショーンが裏切った理由が浅く描かれ過ぎていたのが少し残念。
もう少しエルマをめぐってのアレコレがあった方が良かったかなぁとも思いました。
溺愛されて羨ましい♡
タイトルの溺愛がぴったりな甘々のお話。
展開的には大曇天返しかあるわけではないものの、読んでいくそばから顔が緩んでしまう甘々っぷり。
ほくほくニヤニヤがとまらず…早くコミカライズされないかな…と期待しています。
作者さん買い
この作者さんの3冊目です。お話は相変わらず可愛らしい、最後にハッピーになるお話です。
ただ、大魔術師が結構簡単に恋に落ちたり、舞踏会を狙ったから国家転覆的な話かと思ったら違うし、ヒロインが貴重な魔術師という設定も不穏なことにもなく、全体的に波乱はありませんでした。
先の展開を期待しすぎなのかな。。
でも、この作者さんのお話は、全体的に大きな波乱なくても、最後にはあたたかい気持ちになるので、幸せな恋物語として読むものなのだなと思いました。なので、星4にしました。
淡々と進む
ヒーロー、ヒロインともにキャラクターは可愛いのにストーリーが淡々と進むのが残念でした。
読み終わって数日経ってからどんなお話だったっけ?となるほどにストーリーに山場がないです。ヒーローを子どもにした相手にも早々に予想がつきます。もう少し捻りが欲しかったです。