【感想・ネタバレ】死なないセレンの昼と夜 ‐世界の終わり、旅する吸血鬼‐のレビュー

あらすじ

世界が滅びてから、もうずいぶんと経った。
だが、干上がり、荒れ果てた大地にへばりついて、どっこいヒトは生きている。
そしてまた、ヒトではないものも――
だからあなたも、もしかすると目にすることがあるかもしれない。
荒野にサイドカーで現れる、オールドファッションなコーヒー屋台と、それを引っ張る、お気楽に退屈な永遠を生きている「吸血鬼(ノスフェラトゥ)」を――。

「一杯やってく? 話くらいは聞くけどさ、面倒ごとはごめんだよ?」

それは不死の少女が黄昏の時代に語り継ぐ、ご機嫌でお気楽な、ヒトの終わりの物語。

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Posted by ブクログ

文明が滅んだ世界で旅をする吸血鬼。昼の姿と夜の姿を使い分けながらコーヒーを振る舞い、水を探しています。
少しだけ人間に歩み寄りながら、吸血鬼としてのドライさも強烈な連作短編。優しさと残酷さのバランス、フラットさが大好きでした。

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2023年01月28日

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