【感想・ネタバレ】ヘヴィーオブジェクト 人が人を滅ぼす日（下）のレビュー

鎌池和馬 / 凪良

『正統王国』、『資本企業』、『情報同盟』、『信心組織』、どれも完璧ではなかったはずだ。オブジェクトだってそう、核の時代を終わらせた超大型兵器はそれなり以上の歪みも抱えていた。ただそれは、こんな事態を受け入れなければならないほどのものだったのか。
オブジェクト地球環境破壊論を起点として、世界全土を巻き込む『大戦』が始まる。『クリーンな戦争』とは程遠い、四大勢力が全滅するまで続いていく史上最悪の終末が、今ここに。
際限なく脱線していく世界の中で、クウェンサーやヘイヴィア達は一体誰と手を取り合って戦い抜くのか。
近未来アクション、堂々の完結！

[ブクログ · ★★★★★]

長く続いてたタイトルの終わりは寂しいけどいい完結なので嬉しさが勝ります
特に今回はヘヴィオブジェクトには珍しい2巻に物語をまたいだものだったのでボリューム感があったと思います
あと大戦中のみんなの軽口はいつも以上に空元気をだそうと言った空気が伝わってきたので辛いものもありましたが、その分終わった時の達成感が良かったです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

完結。最後の海戦って現場の人たちって死んでね？
巨大オブジェクトがどったんばったんだよな。どんだけの高波が。
ともあれ、世界は変わらず。