あらすじ
【電子限定特典として、 描き下ろし漫画(1P)が付きます】
「運命」という言葉が嫌いなΩのあまねは、あまねが“運命の番”だと言う御曹司でαの音羽と出会う。
彼は“運命の番”を嫌っており、本能に抗い自らをコントロールできることをある人物に証明するため、“運命の番”であるあまねに協力してほしいと懇願する。
発情期がまだきていないあまねには音羽が自分の“運命の番”かわからなかったが、彼の思いに共感し引き受けることに。
そんなある日、音羽と話している最中にあまねに初めての発情期がきてしまい……。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「運命の番」の「運命」ってロマンティックに見えてオメガバースにおける呪いみたいなものだよなぁ、と思ってしまうのは読み手だけでは無いということで。自分の意志で好きな相手を選んだはずなのに体が勝手に別の相手に発情してしまうの凄く怖い。逆に言うと運命の番は自分の意志で選んだ相手と言えるのか、という思考実験。「運命」が嫌いな2人が運命の番だったら?という、アイデンティティを乗り越えた愛が成立するかというお話。
なんてほど重くは無い。運命に翻弄されながらもお互いを好きなのは確かに自分の意志だと確かめながら恋を育んでいく様子が愛おしい。
あと受け、昼間の姿と発情時の姿のギャップがヤバイ。
匿名
表題作と短編。
どっちも面白かったけど、本編の幼馴染がよくわからなかった。Ωっていうのは本当だったのかな?
あの場面は必要ない感じする。
子供見たいから続き出て欲しいな!
運命
オメガバースに有りがちなアルファの父親が無理矢理オメガの母親をものにして孕ませ生まれた子供のアルファ。それが今回の攻めです。受けはオメガのために親に捨てられた設定。そんな二人が出会い運命の番でしたが運命に抗いたいアルファは協力関係を申し入れ受けはそれを受け入れます。
それからは良くある発情期がきて耐えきれず抱いてお互い意識して、、、となります。
オメガバースにしては読みやすくキレイなお話でした。