あらすじ
お母さんとの関係に、ちょっと疲れている人はいませんか?
なんだかイライラする。
まるで私のことを理解してくれない。
自分の意見を押しつけてくる。
結局、いつもお母さんの言いなりなってしまう……。
だから、お母さんと一緒にいるのが面倒!
そして、年末の4日間さえも、実家に帰りたくない、と思ってしまう。
そして知らない間に……。
お母さんにやさしくできない私はダメな娘。
もっとお母さんと仲良くしたいのに、なぜできないの?
お母さんともっといろんな話をしたいのに、素直になれない。
私は「親不孝」かもしれない……。
と、自分を責めてしまう。
本書では、こんな「お母さん問題」に対して、
「親孝行はしなくてもいい」と提案します。
「親孝行をしなくてもいいなんて、あり得ない! 」
「親を大切にするのは当たり前」
たくさんの人は、それが「常識」だと思うでしょう。
でも、「お母さん問題」の根っこには、
そう思う心が、「原因」になっていることが多いのです。
そして、そういう心を抱えていると、「恋愛」「人間関係」「お金」などにも、
影響を及ぼします。
・恋愛が長続きしない。
・人間関係に疲れる。
・お金に困っている。
などなど……。
もし、毎日を心から楽しめない、悩みが多く憂鬱、最近疲れ気味、つくり笑顔ばかりしてしまう、理由もなくイライラする……。
そう感じていたら、あなたは真に、自分の人生を生きていないのかもしれません。
見ないフリ、気にしないフリをしていた「お母さん問題」が解決できたら、自由に、ラクに、輝いて自分の人生を生きはじめることができます。
「どうしてお母さんとは、関係ないことまで、うまくいくようになるの?」
本書でその不思議な奇跡を体験してみてください。
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Posted by ブクログ
最初義理の母に対する嫁の本かなー?と、思って読み始めたら、実の母親に対する話で「え!?実の母親なら、遠慮しないで帰らないとか言えるでしょー」と、思い読み進めていくと…ある、確かにある、実家のストレス。実の親ならではの容赦ない一言。その答えが母親から○○○○いたから。そうかぁ、母親も人間だったかーと当たり前かもしれないけれど、親だからこそ尊敬するという視点が常にあったのだと教えて頂いた。自分を大切にするということが、どうすればいいのかが書いてあるなぁと思いました。
Posted by ブクログ
義母と姑との関係かと思って軽く手に取ってみたのだが、実母と娘との関係、いわゆる『お母さん問題』をテーマにした本だった。
対話形式なので、両者の考え方や意見が交わされて、とても分かりやすいし、読みやすい。
人間誰もが、母親に洗脳されて今に至っている。
母親と関係がいい人も、悪い人も、どちらも。
この本は、「そろそろ、お母さんとの関係、切ってもよくない?」と提案しています。
「お母さん問題」は、お母さんとは一見無関係に見える問題にも、深く関わっている。たとえば、
・ダメな彼と付き合ってしまう。
・友達や上司、部下などの人間関係がうまくいかない。
・いつもお金に困ってる。
・なぜか、悩みや問題を絶えず持っている。
・日常に楽しいことがなく、人生がぱっとしない……。
この著書の中で、一番深く心に突き刺さった言葉はこれ。
「嬉しいこと、悲しいこと、楽しかったこと、いっぱい伝えたかったのに無視されて、悔しかったんだよね」
私は幼い頃からずっと、母親に私の気持ちを分かって欲しかったんだなぁ。
私と母は、性格も感性も違うし、考えも意見も全く合わない正反対のタイプ。私の気持ちは理解してもらえないし、私も母の気持ちは理解できない。母は時々、私を「勝手に成長した得体の知れない生き物」みたいに恐れている。
一緒にいてもお互いに居心地が悪いから、避けてる。
だから、家を出て20年、私は一度も実家に里帰りしたことがない。母と二人っきりで会うことは一度もない。
それでも、母の呪縛みたいなものは、今も尚、顕著に現れてる。
★常識や人の目をして、自分を本心を見失っていない?
★無理して「親に感謝しなければ」と思っていない?
★物事を「正しい」「間違ってる」で判断しない
★自分の気持ちと、社会の常識、どっちを優先しているか確認してみる
★無意識に常識を優先することは、自分の本心を置き去りにしていること
★「好き」なところに行く。「普通」も含めそれ以外のところへ行く必要はない
★嫌われてもいいし、嫌ってもいい
★人から嫌われても、人を嫌っても、自分にも他人にも罪はない(五つ星の中華料理店のように)
★相手は、あなたの鏡。「私を理解して」と思うなら、相手もそう思っているということ
★「お母さんの気持ち」を勝手に決めつけてない?
★「愛されない」「理解されない」「認められない」など「ない」を前提にしていない?
★自分の前提を「ない」から「ある」にかえる。
★「どうせ、私は愛されている」とつぶやいてみる
★人に頼らず「自力」で頑張る人は報われない。ダメな「自力」に◯をつけて「他力」を信じて頼ってみる
★「頑張る私」に価値があるのではない。根拠がなくても、どんな私でも「私だから、価値がある」これが最強の折れない自信。
★迷惑をかけることが大事。頑張らないってことは、人に手間暇かけさせる、迷惑かける、助けてもらうってことだから。
★腹が立つ人、イライラする人は、自分がやりたくてもできないことをやっている人
★「Do感謝」は「しよう」と思ってする感謝。「Be感謝」は心から溢れ出る感謝
★条件なしで自分の価値を認められるようになると、お母さんのことも他人のことも認められる
★お金がないから買わないってことはあ「好き」よりも「お金」や「損得」を優先しているってこと
★高い商品にお金を払うってことは、「私にはそのお金を払うだけの価値がある」って自分を認めることになる
★他人の価値観から解放されて生きると「自分のあり方」がわかる。それが自分を生きるということ
だから、もっと、好きなことをしていい。
(嫌われるかもしれないけど)
だから、もっと、人に任せていい。
(批判されるかもしれないけど)
だから、もっと、自由になっていい。
(ねたまれるかもしれないけど)
Posted by ブクログ
「これ、私じゃん!」と思うほど、お母さん問題に悩む人は多いのだと。幼い頃に植え付けられた意識を変えるのは難しいけれど、わかりやすいアドバイスがたくさん書かれていてちょっと希望が見えてきます。
Posted by ブクログ
普通に囚われていること→本当にやりたいことや好きなことは何か?
頑張らないと価値がない→あるがままで価値がある
といったことが響きました。
そう思えるようになるには、日々の積み重ねが必要だと思うけど。
読みやすかったです。
Posted by ブクログ
よくある、「母娘の関係がうまくいかない」悩みの向き合い方の本。
30才くらいになると、他の家庭でも色々苦労やうまくいかないということはあるのだということはわかってくる。
私が10代の時にこういう書籍が多ければもっと救われていたのかなとも思ったり。
”ねばならない”は自分が作っているもの
なんだかんだで”話しすこと”が圧倒的に足りていない、でもなんとなく言い訳を探して避けてしまっている