感情タグBEST3
Posted by ブクログ
読んでる途中違和感を感じ何度もページを行き来した。話のラストに今までの違和感の答えがばっと書かれていて最後まで楽しんで読めた。
内容としては、復讐系。復讐をする家族は母親を中心に自分の役割をこなして復讐先の家族を追い詰めていく。話の解決のためのヒントは花言葉や人物の名前にあり!!
Posted by ブクログ
ラストはすごくびっくりした。ずっと本当の娘だと思ってたから。
お金の関係の母娘なら、栄子の前半の言動にちょっと違和感を感じなくもないが、そこを無視すればすごくいい作品。
仮面家族って題名に合いすぎている。
Posted by ブクログ
わわ、これは凄い。
冒頭で衝撃を受け、ラスト1頁で待ち受ける更なる衝撃にしばし呆然。
物語の中心になるのは佐久間家と隣家に住む黒崎家。
佐久間家の三人家族は何かおかしい。
ヒモのような新しい父親、高校生の娘に日記を書く事を義務づけ、助言と称してやるべき事を命令し、娘の生活をコントロールする母親。それに疑問を抱きながらも、支配される事に甘んじる娘。
綿密に練られた隣家への大掛かりな計画。
違和感と恐怖がどんどん加速して行き、母親の愛情と紙一重の狂気に戦慄する。
その果てに辿り着いたのは、歓喜か絶望か。
ぜひ確認して欲しい。
Posted by ブクログ
お母さんが不気味でどうなっていくのか全然予想ができず、次が気になってとまらなかった。
真相がわかってきた頃ページを戻ってモヤモヤしていたことがスッキリしたり、なるほどと読み返せる部分も面白かった!
Posted by ブクログ
仮面家族というタイトルを理解しようとどんどん惹き込まれていく。
人間の弱さを上手く突いた展開は舌を巻く。
栄子と美湖の視点で交互に書かれるので、ふと迷子になるところもあったが、それも答えを導き出させないための著者の狙いか。
流石にここまで執念深くやり切ることは難しいだろうし、金のためにここまで割り切れるのか?
Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。
途中、登場人物の「母親」の心理がよくわからず戸惑った。
人間の心理って怖いなと思った。いじめや人の心を傷つけたり、もてあそんだりする行為は恐ろしいと感じた。
Posted by ブクログ
最後の終わり方が、面白かった。
お母さんの異常な執念、見栄?から始まる、嫉妬や妬みがリアルに表現されている。
特に、最後の精神的に親子を追い詰めるシーンが印象に残った。
復讐する事で幸せになるのか、、、
復讐する事で、新しい事実を見つけてしまうのか、、、
考えさせられる作品だった。
Posted by ブクログ
「絶望を見せてあげる」という何やら不穏な場面で始まるプロローグから掴みはバッチリ。
美しい妻、画家の夫、美しく優秀な娘‥‥隣に引っ越してきた理想的な家族と家族ぐるみで親しくなっていくにつれ壊れていく平凡な家族の日常。
両家の娘それぞれの目線で描かれるどこか歪で緊張感ある物語は登場人物全員がどこか歪で、緊張感に支配される。
そして結末の衝撃とラスト1行の追い討ち。なんとも後味の悪い、これぞイヤミスです。