あらすじ
12万人に支持された『小論文のオキテ55』の実践編が登場!
過去問に挑む受験生や
難関大志望者が直面する
“お悩み”を一冊で解決!
<内容紹介>
「小論文って、『環境問題について』とか『少子高齢化について』とかのテーマに詳しくなれば書けますよね?」
そう思っている君。ためしに志望校の過去問を見てみようか。
「ゲゲッ! 課題文がめっちゃ長いし、難しいじゃないですか! わけわかんないグラフまで…」
そう、これが実際の小論文入試。
「◯◯について」だけのシンプルな出題は意外と少ない。
特に難関大学ほど大量の資料や課題文が出されるものだ。
しかも、その資料と課題文が難しいんだよね(笑)
これらを読んで理解しないと、「何を書けばいいのか」すらわからない。
時事ネタ本を読みあさっても入試本番で歯が立たないのは、これらの本が「◯◯について」の書き方しか教えてくれないからだ。
「そんなぁ…もう、小論文で受験なんて無理ですぅ! 国語苦手で難しい文章読むと眠くなるし、数学も苦手でグラフアレルギーだし(泣)」
大丈夫! この本はそんな君のためにある。
課題文を読むと眠くなってしまうのは、まじめに「読書」してしまっているからだ。
要点をサクッと整理する「要約マトリックス」というツールを教えよう。
グラフを見るとビビってしまうのは、ただの「図」や「数字」に見えてしまっているからだ。
グラフに隠された「出題者の意図」が見えてくる、簡単なルールを教えよう。
「1000字」の答案用紙を埋められない君のために、「書ける人」がどう考えて文章を作っているのか、そのプロセスを全部見せてあげよう。
この本は、小論文で受験する君のモヤモヤを吹っ飛ばすためにある。
(「はじめに」より)
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Posted by ブクログ
資料を読み取って作文を書くという課題があるものの、なかなか難しいようだったので何かヒントになるものは無いかなと思い購入。
特に後半の文章が難解で3行読む→寝る→また最初から読む→3行で寝る・・・の無限ループで苦労した。
一通り読んでみたものの、やはり大学受験用ということで高度なものが多かった。
ただ、基本的なところで主張をマトリックスにしてまとめる等は使えそうかな。
以下読書メモ
・小論文というのは「問題点を挙げて解決策を出す文章」
・解き方のステップ
ステップ1 資料・課題文を理解し出題意図を見抜く
ステップ2 出題意図にあった段落構成を選ぶ
ステップ3 問題を解決して設問に答える
・原因分析型の段落構成(ディスカッション型)
問題提起→原因分析→解決策
・メリットデメリット型の段落構成(ディベート型)
メリット、デメリット、解決策
・グラフを見るポイントは一番大きな差
・棒グラフは実際の量、円グラフは割合、折線グラフは変化
・資料が複数ある場合は相互の関係性が大切
・課題文は対比で書かれている(ことがほとんど)
・課題文は前半と後半で話が変わる(ことがほとんど)
・小論文は客観表現で統一すること
「私は」で始めない
「〜と思う」は使わない→「〜である」「〜と考えられる」「〜と予想される」
「〜だ」は使わない(主観)→「〜ある、いる、する」