【感想・ネタバレ】花鬼譚 八島時短編集1【おまけ描き下ろし付き】 1巻のレビュー

八島時

【おまけ描き下ろし4ｐ付き！】春日井家の姫・月子。幼き頃目を患ったものの、天ノ原山に棲む鬼・緋王の力を借りて美しく成長した。そんなある日、帝の一行が狩りの休息に立ち寄るが、一行の狩りの標的は…！？ 表題作「花鬼譚」ほか「大神の王子 東の乙女」「西果ての兄弟」「恋葬り」全４編を収録。古代日本を舞台にドラマティックに描く伝記ロマンス集。待望の電子化！

[おでん · ★★★★★]

どの話も涙腺が緩みます。

どのお話も良かったです！クライマックスではじわっと涙が・・・。
中でも最後の話、「恋葬り」がとても泣けました。今まで、ヤマトタケル、イザナギとイザナミの神話には思うところがあったのですが、その微妙な気持ちをこの短編集が癒してくれました。とても良いアレンジでした。
あとがきにある「古代史物を描きたいというのが漫画家を目指した動機の一つでした。」という一文で、完成度の高さの理由が分かった気がしました！

＃泣ける ＃切ない ＃感動する