あらすじ
“考える”がラクになる!
公務員に向けて、ビジネスフレームワークの具体的な活用法を解説!
業務改善、新規事業の立案、予算要求、組織運営の効率化等、自治体職員が実務上遭遇するさまざまな場面を挙げ、フレームワークの使い方を紹介。
「何から手をつければいいかわからない」
「アイデアがまったく思い浮かばない」
「判断に時間がかかって決められない」
そんなあなたに贈る“考えるヒント”集!
【著者コメント】
「この問題を何とか解決したい」――。公務員であれば、誰しも一度は思ったことがあるはずです。そのツールが、フレームワークです。この本は、自治体で起こる様々な問題を解決したい方のためにまとめました。
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Posted by ブクログ
『役所で起こる問題のほとんどは、昔から変わっていない。だから、解決できない問題なんてない』
いきなり『マジかよ』って感じで始まる本書。業務の効率化や問題解決のアイデア出し、組織の効率化、現場で役立つと言った4つのカテゴリーで、それぞれ10個くらいのフレームワークを紹介している。見開き1ページで1つ。それぞれ1つケースを挙げて、その解決策として紹介するスタイル。まさにフレーム化しているので、淡々と読める。
後半はラテラルシンキングや問題発見力についてなど、前半とは少し異なるものの、基本的にはケースに対して対応策を紹介するような形式です。
ここで紹介されているフレームワークを技術的に『この問題だから、この解決策だ!』と言って当てはめるというよりは、日々仕事をする上での『視点』の大切さに行き着く本だなと思いました。読めば読むほど、仕事をする上でここに書かれているフレームワーク(考え方]を無意識的に使っているような気がしてきます。(実際にうまく問題解決しているかどうかは分かりませんが)
仕事の取り組み方を整理する意味でも一度サッと読んでみるといいと思います。全部はとても記憶しきれないので。
あとは『問題の捉え方』さえうまくできるようになれば、特別に強く意識しなくてもここに書かれている事ができるようになるのでは…まぁ、ある程度場数を踏むってのはやっぱり重要だと思います。
仕事で壁に当たった時に、ヒントを求めて引っ張り出してくる本、て感じですかね。