あらすじ
運動能力アップに直結する重要な筋肉なのに
サボりがちな筋肉＝「サボリ筋」
を鍛えるまったく新しいトレーニングを紹介！
全身にある12のサボリ筋をピンポイントで動かすから
「眠っていた力」が10秒で覚醒！
これまで感じていた“壁”が突破できる！
トップアスリートを指導する理学療法士が考案！
走力・跳力・蹴力・投力・振力・泳力
自己ベストを次々更新！
プロアスリート、学生、スポーツ愛好家――結果が出てます！
「フルマラソンのタイムが20分縮まった」
「飛距離が70ヤードも伸びてドラコンプロに合格」
「２週間でジャンプ力が10cm以上アップ」
「ストレートが10km/h以上も速くなった」
「水泳で自己ベストを更新しインターハイに出場」
「以前よりも強いシュートができるようになった」
今まで眠っていた潜在能力を、
「サボリ筋トレーニング」で目覚めさせよう！
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
YouTubeで拝見している笹川先生監修の本。
笹川先生が推奨されている「さぼり筋トレーニング」について、メカニズムや理論的なことがこの本のに詳しく書かれているということなので手に取りました。
どの関節を鍛えたかったら、どの筋肉を鍛えたらいいのかということが、理論的に解説されており、また写真付きで運動方法も載っているので、とても分かりやすい！
筋肉名は漢字が多くて読めなかったりしますが、ちゃんとルビも打ってあり、筋肉名の由来の簡単な説明もあり、とても覚えやすかった。
本の構成として、後半はアスリートの運動能力を切り口にしており「走力」「投力」「跳力」「泳力」など章ごとに説明があります。
私はアスリートではなく、肩を痛めてしまいリハビリしたいだけのおばちゃんですが「投力」「振力」「泳力」の肩や手頸、肩甲骨を鍛える方法を中心に実践しようと思っています。
アスリートでなくとも、筋肉が弱ってきてるかもと思ったら、タメになる本です。
アスリートをはじめ、あまり運動をしていない方にもおすすめの一冊。
Posted by ブクログ
自分にはこの人の主張が正しいか間違っているかを
ジャッジする知識は持ち合わせていません。
そのため、前提として、
この人の主張が正しいとした上でのレビューになりますが、
とてもロジカルで参考になる本です。
要は、運動している際にあまり使わないけど大事な筋肉を
「サボリ筋」と名付け、この筋肉を強化しないと、
よく使う筋肉（ガンバリ筋）が勝手にブレーキをかけてしまって、
パフォーマンスが落ちますよ、って話。
正直、細かい筋肉名前なんて言われても、
自分にはチンプンカンプンで、
読み方すら分からない筋肉もたくさんありますが、
この本のいいところは、
そんな自分のような素人に対しても、
「こういう動きをする場合は、
こういうサボリ筋が大事で、
そのためにはこういうトレーニングをしましょう」
と言ってくれているところ。
もっと言うと、細かいことはさておき、
「（意味なんて分からなくていいから、）
こういうトレーニングを取り合えずやっておきな」
くらいの乱暴さで、
トレーニングメニューが冒頭に紹介されています。
若干の欠点というのがトレーニング自体は
家でも手軽にできる簡単なものなのですが、
少し動きが複雑で、手足の確度とかも重要らしく、
ちゃんとサボリ筋に効くような動きをするのが
難しいトレーニングもあることでしょうか。
写真だけでなく、QRコード付きの動画が
付いていたら、より分かりやすかったのに、
というところでしょうか。
どれほど効果があるのかはやってみないと分かりませんが、
ちょっと試してみたいと思えるような本でした。
