あらすじ
「きみも来る?」時刻は午後11時。
平凡な高校生・倉木大和はコンビニからの帰宅途中に、同級生で聖女と呼ばれる美少女・白瀬聖良と出会う。
彼女に誘われるまま、真夜中の繁華街で共に時間を過ごし、その日をきっかけに二人の交流がはじまった。
初めてのダーツ、CD貸し借り、ラーメン巡り……。
たまに甘えてきて、少しやんちゃな一面のある聖良と関わるうちに、大和の退屈だった日常は色づいていく。
「あのとき、大和がついてきてくれて、ほんとによかった」
どこまでも自然体な聖女さんと過ごす、甘くて、尊い、青春と恋の物語がはじまる――。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
【聖女のような君と過ごした夜は、甘くて尊い泡沫の夢】
夜中に聖女と称される少女に誘われるまま、少年は繁華街に繰り出す物語。
聖女と呼ばれる聖良と偶然に遭遇した事により、互いの秘密を共有し、急速に距離が縮まる事に動揺する大和。
学校と外での彼女の立ち振る舞いに激しくギャップを覚えながら、彼女に誘われるままに夜の街に耽溺していく。
聖女と称される彼女の本当の表情を知った時、等身大の歳相応の親近感も垣間見え、夢中で遊び呆けた夜は、覚醒めてしまえば泡沫の夢だったかもしれない。
ただの夢で終わらぬよう心を通わせていくのだ。
ヒロインが可愛い
ヒロインが自由気質なところがいい。でも街で偶然出会った主人公だけにしか気を許さないのはちょっと違和感。
また、主人公の絵がもう少しかっこいいと良かったと思う。
感覚的には4.5ポイントかな?
物語の出だしとしては合格点かな?と。
ちょっといろいろ唐突過ぎるし、ぼやかし過ぎてる気がしてスッキリしない。
1巻にしては、登場人物のパーソナルデータも少ないし、
物語の方向性も定まっていない感じ。
まぁ、2巻以降も出る前提らしいので2巻を読んでから考える。