あらすじ
毒母に育てられたサナギさんは心を傷つけられ、生きづらさを抱えて生きてきた。自分が傷ついていることにも気づかずに……。
次第にメンタルに不調をきたしてきたサナギさんは、ある日、ついにクリニックの精神科 心理室の扉を開けた。そしてサナギさんが語ることとは――。
虐待だとはわかりにくい虐待を受けて育ち、精神疾患にかかったサナギさんがどのような変化を遂げるのか。漫画で描く心ふるえるストーリー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
涙が出ました。
メモ✍️
・王様の耳はロバの耳
思ったことをそのまま吐き出す
・心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
・安全な場所で自分の気持ちを話す
自分はこう思うけど、人はこう思うんだなと感じること
・マインドフルネスをする
・対人関係について障害となりうる4つの信念
①何かが必要であるということは、私がおかしいか、あるいは悪いということだ
②相手が怒ったり、ノーと言ったら、私は耐えられないだろう。
③ノーと言ったり、何かを求めることは、自分のわがままである。
④私がコントロールできるものは何もない。
不運にも自分の欲求がないがしろにされてしまう家庭環境で育った人がいます。そのような環境で育った人々は、まるで自分が悪者であったり、存在するに値しないかのように、また自分の感情や苦痛が取るに足らないものであるかのように感じており、一生を通じて物事を欲求することを恐れている。
・あなたの正当な権利のリスト
①他の人々に物事を欲求する権利がある
②ときには自分自身を最優先させる権利がある
③自分の感情や苦痛を感じ、それを表現する権利がある
④自分の信念の最終的な判断をし、それを正当なものとして受け入れる権利がある
⑤意見や信念を持つ権利がある
⑥たとえそれが他の人と違うものであっても、あなたには自分の経験を持つ権利がある
⑦不快に感じる扱いや批判に対して抗議する権利がある
⑧変化のための交渉をする権利がある
⑨助け、感情的支援、または自分の必要なことはどんなことでも求める権利がある
⑩ノーという権利がある。ノーと言うことで、あなたが悪い人、あるいはわがままであることにはならない。
11)他の人々に対して自分の正当性を説明しない権利がある
12)他人の問題の責任を取らない権利がある
13)ある状況に対応しない権利がある
14)ときには他の人々に迷惑をかけたり、失望させる権利がある
・考え方の癖をしる
・悲しみやイライラのやり過ごし方をしる
・アサーショントレーニング
Posted by ブクログ
境界性パーソナリティ障害は
正義の幻想にしがみつき
家族全体を支配して苦しめ
あまつさえ 次代につなげてしまいがちです
パーソナリティ障害をもつ本人が
自覚をもって 渚さんのように
生まれ変われるのが一番ですが
家族の意見など
通ることはないでしょう
しかし 連鎖を断ち切ることは
出来ると思います
「あなたは悪くない」
とただ一言さえあれば
まずは 毒母 毒父に
蝕まれる子供たちが
一人でも救われますように
リアルな苦しみが伝わる
名著だと思いました