あらすじ
日本初のホームインスペクター・市村博とその後継者・市村崇が、 家を建てようと思っている方々に向け、その窓口となる住宅展示場やマッチングカウンターの仕組みから、 ハウスメーカー、工務店、設計事務所、建売住宅など、依頼先がどう違うのかの比較、 そして、営業マンとの値引き交渉から契約、現場でのポイントまでを解説。
さらに本書の目玉として、ハウスメーカーと工務店22社を取り上げ、 実際のインスペクションから得た情報をもとに実名評価! 興味津々の「値引きの裏技」も収載!!
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Posted by ブクログ
実際に家を建てる時の実務に関して、「作業するのは専門家なのだから大丈夫だろう」という理想を見事打ち砕く一冊。
ハウスメーカー、現場作業者、ライフライン業者、不動産業者。
作業するのは立場も損得勘定もミスもある人間なわけで、完璧を求めるとなかなか厳しいのだなあ、出会いや天候といった運も大きく関係するのだなあと悟った。笑
学んだ教訓は、どこを選ぶにしても相手も慈善事業じゃなくビジネスでやっているのだから、うまい話には裏がある(どこかを削ったり上乗せしている)のだということ。
家を建てるにはそれなりの情報収集をして知識を持たないとハウスメーカーや関係者と「良好な」関係は築けないということ。
この2点。
一緒に読んでた夫と笑ったのは低価格住宅はどこを削ってコストダウンしているかという疑問に対する著者の答え→「すべてを削っている」。
元も子もないけどまぎれもない真理でものすごく納得しまった。笑